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10日、ジョンソン英首相が議会の解散総選挙の動議を出したが、賛成293票で650議席の2/3を超えられず、今回も否決された。 また、英議会は会期を短くしたことから10日未明に閉会した。 すでに上院でも可決し、成立したいわゆる「離脱延期法」を嫌うジョンソン…
下落基調をたどったポンド相場は短期的に底入れ、英国政治の行方は依然流動的 7月24日(水)に英国ではジョンソン首相が就任、EUからの離脱を優先する姿勢を貫いたことで合意なき離脱の可能性が顕在化、ポンドは対円、対ドルで下げ足を速めた。英国議会上院…
投機筋のポンドのポジションは買い戻し余地が相当残っている 英国の欧州連合(EU)離脱期限が10月末に迫る中、「合意なき離脱」も辞さない政府・与党と、「合意なし」に徹底抗戦する野党の対立はますます先鋭化しており、混迷の着地点が見えない。そのため、…
「10月19日までにEUとの離脱協定再交渉がまとまらない場合は来年1月まで離脱を延期することを英首相がEUへ伝えるよう強制する」旨の法案について、英下院で採決され賛成が327票、反対が299票で可決された。これを受け、英上院での可決も必要となるが、成立…
英下院では「10月19日までにEUとの離脱協定再交渉がまとまらない場合は来年1月まで離脱を延期することを英首相がEUへ伝えることを強制する」旨の法案について、9月4日に審議を行うことが決まった。 保守党は、昨日1名の離党者が出たため「与党」ではなくな…
トルコの直近の経済指標について、2日発表の4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年比)は市場予想-2.0%に対し、結果は-1.5%であった。前期比でも+1.2%となり、数字上は総じて堅調ながら、内訳はトルコ国内の消費拡大ではなくリラ安の影響で物価が高止まり…
ジョンソン英首相が主導し9月12日から1カ月英議会が休会となったことを受け、親EU派の議員は、EU離脱期限の延期を求める法案を提出することで合意した。 具体的には10月19日までにEUとの離脱協定再交渉がまとまらない場合は、2020年1月31日まで離脱期限の延…
毅然とした『民意』が、ハードブレクジットの可能性を高める ブレクジットを巡る状況は大きく変化しました。ブレクジットを実現できなかったメイ政権は倒れ、「合意なき離脱」でも構わないと考えるボリス・ジョンソン氏が新首相に就任しました。メイ政権が倒…
27日、エルドアン大統領はロシアを訪問しプーチン大統領と会談した。その中で、今後は兵器の購入だけでなく共同生産についても話が進み、軍事協力の検討がなされた模様だ。 ロシアのミサイルシステム「S400」のトルコ導入をめぐっては、アメリカが反発し、米…
英野党は会合で、EUからの合意なき離脱を阻止する目的の法案を英下院へ提出することで合意した。フランスで開催されたG7においても、ジョンソン首相の10月末離脱の方針は変わらず、危機感を抱いた各党が協力した形だ。法案では、ジョンソン首相に、離脱期限…
(GCOMデイリーレポートより抜粋) トルコリラ/円相場は、週明け26日の取引開始直後に値幅を伴って急落。一時は16.227円前後まで下値を切り下げて、前週の終値18.278円前後から2円を超える暴落となった。リラ安の最大の要因は、米中貿易戦争が一段と激しさを…
Brexitの現状と為替相場 10月31日に迫ったBrexitを前に、ジョンソン首相は楽観的、且つ強硬姿勢を変えていない。 8月21、22日に行われた独仏との首脳会談では、アイルランドの国境問題についての解決策を30日以内に提示することをメルケル首相と合意したが、…
ジョンソン英首相は21日、就任後初の外遊先としてドイツを訪問しメルケル独首相と会談した。 ジョンソン首相は以前よりアイルランドとの国境問題対策の「バックストップ条項」をEU離脱協定案から削除することを主張している。 今回の会談を経てメルケル独首…
トルコ中銀は19日、トルコ国内の民間金融機関が中銀に預け入れる支払準備金について、一定の基準を満たした場合は、法定準備比率を引き下げるという発表を行った。 市中への貸し出しの伸び率が前年比10%以上である事が引き下げの条件とされたため 、トルコ…
9月3日からの英議会再開を前に、内閣不信任案を提出する動きが出てきている。 労働党のコービン党首は14日、各党首へ送ってた書簡の中で、内閣不信任案可決後に自身が首相となる「暫定内閣」を樹立し10月末のEU離脱期限を延長したうえで、総選挙を行う考えを…
トルコ中銀は8日に上級幹部職の解任を行った。 約1カ月前に総裁の交代劇があったが、今回はチェティンカヤ前総裁に近い人物の解任となった。 解任理由は明らかになっていないものの、エルドアン政権の圧力があったことは想像に難くない。 トルコはアメリカと…
トルコが地中海で開発を進めるガス田開発について、EUは「違法」とし対立している。 EUは制裁として欧州投資銀行(EIB)がトルコ政府に関連する事業に行ってきた融資について、少なくとも2019年末まで凍結する決定をした。 トルコはEIBからこれまでの3年間で…
本日は英中銀(BOE)が金融政策を発表する。 今回は議事録の即時公表に加え、インフレレポートとカーニー総裁の会見も行われる。 所謂「スーパーサーズデー」であり、市場の注目度も高い。 金融政策の変更は見込まれないが、足元の英経済指標の軟化やジョン…
トルコ中銀はインフレ予想を発表し、2019年末の予測値を従来の14.6%から13.9%とした。 追加利下げの可能性を示唆する予想変更だが、ウイサル総裁は会見で今後の金融政策について「データに基づき」判断すると語っている。 懸案のロシア製ミサイルシステム…
29日、ポンドは急落した。ポンド/米ドルは2017年3月以来の安値となっている。 これは、ジョンソン新政権が発足し、改めて合意なき離脱への懸念が高まったためだ。 28日付けの英紙は、ジョンソン首相が10月末のEU離脱に向けて強硬離脱派6人の閣僚による「戦時…
トルコ中銀が金融政策決定会合を開き、1週間物レポレートを24.00%から19.75%へ引き下げた。 市場予想は21.50%だっただけに、初動はリラ安・円高で反応した。 ただ、市場予想と言っても34名のエコノミストの予想は広範囲であり、今回の下げ幅の予想が困難…
英国の次期首相を決める保守党党首選の結果は、本日の日本時間20時ごろに発表される予定だ。 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitについて「合意なき離脱」も辞さない構えのジョンソン前外相の勝利が濃厚だが、市場はすでに「ジョンソン次期首相」を織り込み済…
トルコ国内へのミサイルシステム「S400」配備にからみ、アメリカは最新鋭の戦闘機F35について、トルコへの売却計画を凍結すると発表した。以前よりF35のトルコ人パイロットへの訓練参加が見送られることや、トルコ国内でF35部品の製造を打ち切ることなどが発…
トルコがロシアから購入したミサイルシステム「S400」について、トルコ国内への納入が始まった。 エルドアン大統領は2020年4月に「S400」の配備を完了させる旨のコメントしている。 また、先週にトルコ中銀総裁に就任したウイサル氏は、15日に就任後初めてと…
3日、英中銀カーニー総裁のハト派発言に、ポンドが売られる場面があった。 講演の中でカーニー総裁は「米中貿易戦争で、英国を含む世界の成長への下振れリスク」があることを指摘、また英国がハードブレグジットになった際の英経済への悪影響についても話し…
週明け8日、トルコリラ/円は下落してスタートした。 これはトルコ中銀のチェティンカヤ総裁が6日土曜日に解任されたためだ。 解任理由は公表されていないが、市場では政策金利に対するチェティンカヤ総裁と エルドアン大統領の認識の相違が引き金になったと…
トルコリラ/円は1日に19.20円台まで上昇(前日比3%超)して4月23日以来の高値を付けた。 トルコのエルドアン大統領が、米国との対立の最大の原因であるロシア製ミサイルシステムの導入に絡み、米国からの制裁はないとトランプ米大統領本人から直接聞いたと…
保守党の新しい党首を選ぶ党員選挙について、投票用紙が配布されるのは7月6日の予定だ。 予定通り7月24日に新首相が就任した後のスケジュールを俯瞰すると、10月末のEU離脱期限まであまり時間の余裕が無いことがわかる。どういうことか、順に確認して行く。 …