現役システムエンジニアかにぱん氏「黒田バズーカが独立を後押し。毎月負けなしで年間収益2億円を達成」トップトレーダーに聞く!(前編)

FXを始めてわずか6年。すでに年間最高収益2億円の達成経験もあるかにぱん氏は、まだ30代前半です。現役のシステムエンジニア(SE)でもあるかにぱん氏が会社から独立したその日に、日銀の黒田総裁がバズーカ砲を為替市場に打ち込みました。ダイナミックに動く相場の追い風を受けて、かにぱん氏はFXトレーダーとしての収入だけでも生活できるほどの基礎を築くことに成功します。短期間で一気に資産を増やすことができたのは、天の助けのおかげだけだったのでしょうか。かにぱん氏のトレード手法に迫ってみました。

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かにぱん氏 プロフィール

年齢性別  :30代男性
取引歴   :約6年
年間最高収支:約2億円
取引スタイル:スキャルピング、デイトレード
投資商品  :FX、株式

会社に依存したくなかった

PickUp編集部:
FXを始めたきっかけは?
かにぱん氏:
システム関係の会社でSEとしてサラリーマンをしていました。当時、会社の業績が思わしくなくて、見通しがよくありませんでした。会社に依存するんじゃなくて、自分の力でお金を稼げる方法がほしいと思っていたところ、会社の同期でFXをやってる人がいて、自分もやってみようと思ったのがきっかけです。2013年の春頃に始めましたので、もう6年になりますね。
PickUp編集部:
FX以外の投資はされていますか?
かにぱん氏:
株は若干やっています。仮想通貨も流行っていた頃にちょっとやってみました。株も仮想通貨も、為替があまり動かない時期に、FXでの収支が見込めなくなったときの代替手段として始めました。でも、そっちに力を入れると、為替がおろそかになってしまうので、FXで稼げるうちは、そんなに力を入れないほうがいいかなと思っています。
PickUp編集部:
FXで稼いだお金を別の資産に変えることは考えていますか?
かにぱん氏:
考えてはいますが、ただ、それやろうとしても労力がかかりますから、労力に見合うのかと思うと、まだ実行ができてないですね。
PickUp編集部:
稼いだお金で買いたいものはありませんか?
かにぱん氏:
物欲がないんです。2016年には年間で1億円ぐらい稼いでいたんですけど、その年の支出はサラリーマン時代より少なかったんです。モヤシや100g100円の豚肉を買って、自炊していましたし。(一同爆笑)最近は外食するときに、たまにいいところに行くようになりましたが、普段の生活ではそんなに・・・結構、質素な生活してます。

まさに神の後押し

PickUp編集部:
勝てるようになるまでは、どんな学びを?
かにぱん氏:
FXを始めた当初は「スキャルピング」も「デイトレード」も知らないというレベルでした。取引を始めるまでの約2カ月間に、本を読んだり、2ちゃんねるを見たり、ニコ生の放送でトレードしているのを見たりしていました。そのときライントレードっていうものを知って、それを使ってやってみたらどうなのかなと思い、チャートを見ながら、勝てるかどうかを検証しました。なんとなく、「勝てそうだな」という感じになってきたので、実際にトレードを始めました。
PickUp編集部:
最初の勉強は、誰でも入手可能な範囲の情報でいったということですね。それはすごい。やり始めてから、「勝てる」という確信が持てるようになるまでに、どれくらいの時間がかかりましたか?
かにぱん氏:
実は最初から収支はトントンで、良いときは"ちょい勝ち"できるぐらいだったんです。決して大勝ちはしていませんでしたが、負けてもいませんでした。ある程度、まとまって勝てるようになったのは、会社を辞めて、個人として独立してからです。その後、一気に資産が増えていきました。
PickUp編集部:
資産を大きく増やせた理由はなんでしょう?
かにぱん氏:
やはり、時間が多く取れるようになったからだと思いますが、相場がそこでガラリと変わったんです。会社を辞めた日は、ちょうどいわゆる「黒田バズーカの第2弾」(日本銀行が2014年10月31日に発表した追加金融緩和策)が発表された日だったんです。その日は午後1時ぐらいに出勤したんですが、電車の中で発表があって、それで相場がむちゃくちゃ動いて。それ以降、"がっつり"動く相場だったので、資産が増やせました。
PickUp編集部:
まさに神様の後押しですね。ちなみにスタートの資金はどれぐらいでしたか?
かにぱん氏:
約500万円でした。あの相場がなかったら、毎月の生活費をまかなえるぐらいにまで、一気に資産を増やすことはできなかったでしょうね。黒田バズーカの影響は大きかったです。

今でもSEの仕事は続けています

PickUp編集部:
500万円でスタートして、かにぱんさんのレベルにまで資産が増やせるとしたら、FXを始めたばかりの方々には、とても夢のある話ですよ。ところで、最初に投資した通貨は何でしたか?
かにぱん氏:
最初はドル/円でした。枚数は20枚から50枚といったところでしょうか。
PickUp編集部:
レバレッジはどうされましたか?
かにぱん氏:
うーん、20枚~50枚程度ですから、大体10倍位ですかね。
PickUp編集部:
会社を辞めて、専業トレーダーになったのですよね?
かにぱん氏:
いいえ、会社を辞めた後は、フリーのSEとして、ちょこちょこ仕事を受けています。依頼があったときだけ仕事をしているので、見方によっては、趣味程度ということになるのかもしれません。やはりメインはFXですね。

気づきと分析の積み重ねがトレードスタイル

PickUp編集部:
かにぱんさんのトレードスタイルはどういうものですか?
かにぱん氏:
ざっくり言うと、「気づきと分析の積み重ね」なんです。あらかじめルールをつくって、それにもとづいてトレードしているわけではなく、これまでのトレードで、いろいろ気づいたことを積み重ねていって、状況に応じて、それを取捨選択するようなやり方ですね。チャートは、ティックは見ていませんが、1分、5分、15分、1時間の足を画面に表示させて、ローソク足の中でも値動きを見ます。1時間足までは2通貨ペア分を表示させるようにして、それとは別に複数の他通貨の5分足が見えるようにして、他通貨が動いたら切り替えるようにしています。
PickUp編集部:
そうやって得た経験値は、記録として残しているのでしょうか? それとも、頭の中で記憶しているということですか
かにぱん氏:
ざっくりとしたメモを残している程度です。ただ、平日は起きてから寝るまで常に相場に張り付いてトレードや分析をしているので、試行回数が多く、記録を残さなくても、自然と頭の中に入ってくるんです。
PickUp編集部:
チャートを見て、通貨の動きを自分で分析できることは、かにぱんさんのレベルになるためには、絶対に必要なことなんでしょうか?
かにぱん氏:
チャートでも、ファンダメンタルズでも、指標でもそうですが、とにかく、たくさん見て、その上で優位性のあるものが、たくさん積み重なっていくと、トレードにプラスに働くと思います。

市場参加者の思考を想像する

PickUp編集部:
相場を始めたばかりのトレーダーは、何から始めればいいかわからない人も多いと思いますが・・。
かにぱん氏:
FXを始めたばかりの頃は、単一的なやり方で、ずっと勝てる方法を探しがちだと思うんです。でも、相場って変わりますし、単一的な方法で勝てることは、なかなかありません。決まった対応しか出来なかったら、相場が変わって、そのやり方が合わなくなったら、もうどうしようもなくなります。なので、相場にできるだけ長い時間向き合って、相場に応じた沢山の引き出しを作っていくことが、時間はかかりますが近道になると思います。
PickUp編集部:
どのように引き出しを作っていけばいいんでしょうか。
かにぱん氏:
大切なことは「市場に参加している人たちは今何を考えているだろう」と想像した上で、チャートや指標やヘッドラインを見ることだと思います。例えば、何か材料が出て、正しい認識と市場参加者の大多数の認識が違っていた場合、大多数が思った方向に相場は動いてしまいます。なので、自分がどう思うかではなく、市場参加者がどう思うかを想像しながら分析をすると、色々な気づきが生まれやすいです。また、そういった考えを想像する上で、勝っている人がどういう考え方をしてトレードをしているか知ることも参考になると思います。
PickUp編集部:
チャートの分析はどのようにしていますか?チャートの形でしょうか?それとも、値動きからの予測判断なのでしょうか?
かにぱん氏:
状況に応じて使えるものを取捨選択しています。チャートの形やプライスアクションやインジケータは勿論、株価指数や商品先物や金利を見ることもあります。例えば、流動性が高い相場だと、市場に参加している一人一人の相場に与える影響が小さくなります。そういうときに「大衆心理」がチャートに出やすい。そういうときは、プライスアクションを重視するようにしています。逆に流動性が低い相場だとプライスアクションが全然機能しません。

PickUp編集部

FXトレードは、自分がその相場をどう思うかではなく、市場に参加する他の人たちが、どう思っているかを想像することが、勝つための重要なカギであり、そうした人たちの思ったことがチャートの形に現れていると指摘しています。そして、チャート、インジケーター、プライスアクションなど、すべての材料を駆使して、相場を読み、売買をしていると語りました。彼の運用成績はどれぐらいのものなのでしょうか。後編でもお楽しみに。

後編に続く)

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