ドル/円:ドルの戻り売り方針継続。104.60-70に強い下値抵抗あり。但し、104円割れの越週で一段の下落リスクが点灯。

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ドル/円:ドルの戻り売り方針継続。104.60-70に強い下値抵抗あり。但し、104円割れの越週で一段の下落リスクが点灯。

直近の日足は安値圏で引ける陰線となり、この足が8/12に付けた105.05を直近安値として下値を切り上げて来た短期サポートラインを下抜けており、日足の形状が悪化して下値リスクが高い形となっている。週初から下値トライの動きが先行すると見られるが、104.60-70に中・長期的な下値抵抗が控えており、一旦下抜けても押し戻される可能性が高いことから105.00割れからの売りも慎重に臨む必要がある。一方で、トレンドが弱い状態にあることや106.50-70ゾーンに強い抵抗が出来ており、これをしっかり上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い形となっている。107円台に実体を戻した場合は、日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなるが、この場合でも108円台に一段と強い抵抗が控えており、109円台で終えない限り、下値リスクは軽減されない。今週も基本戦略はドルの戻り売り方針が有効と見ている。日足の上値抵抗は106.00-10、106.50-70、107.00-10に、下値抵抗は、105.00-10、104.60-70、104.00-10にある。21日移動平均線は106.71に位置しており、23日の日足がこれにぶつかって反落した格好となっており、戻り余地を確認した可能性が生じている。また、120日、200日線も109.23と109.92で収束しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れを変えていない。 一方直近の週足は、前週の陽線を打ち消す陰線が出ており、下値リスクが高い状態に変わりない。この陰線が下げ余力の強いものではないことや、105.00-10の下値抵抗を守って終えおり、下げ渋る可能性を残しているが、月足の形状が一段と悪化しており、一段の下落リスクに警戒する必要がある。今週の週足の上値抵抗は106.40-60、107.00-10に、下値抵抗は104.70-80、104.00-10、102.50-60にある。107.00超えで越週した場合は、日足、週足ベースで見た強い上値抵抗を上抜けたことにより、下値リスクが若干後退して上値トライの動きが強まり易くなるが、この場合でも中期トレンドが弱いことや、108.10~108.80ゾーンの抵抗は厚く、簡単には上抜けそうもない。109.50超えで越週しない限り、下値リスクは軽減されず、続落の可能性により警戒する必要がある。また、104.00割れで越週した場合は102円方向への一段のドル下落リスクに要注意。31週、62週移動平均線は109.35と110.50に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル売りは105.90-00で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を106.20-30まで見ておく必要がある。損切りは、浅い場合で106.80、深い場合は107.20で一旦撤退。ドル買いは、今週いっぱいは様子見が基本だが、103.90に損切りを置くなら104.60以下で軽く試し買い程度に。 上値は、105.50-60に軽い抵抗が、105.60-70、105.90-00、106.20-30、106.50-60に強い抵抗があり、全てを上抜け切れない可能性が高いと見ている。但し、107.00超えで終えた場合は、日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも107.50-60、107.80-90、108.10-20、108.50-60、108.70-80に一段と強い抵抗が控えており、全てをクリアするには力不足と見ている。下値は、105.10-20、104.80-90、104.60-70、104.20-30に強い抵抗があり、一旦すり抜けても押し戻される可能性が高いが、104.00割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて、102.50~103.00近辺までの一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2018/12/20~2019/08/23(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/07/08~2019/08/23移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ弱気”の流れ。一段の下落リスクに注意。

直近の日足は陰線引けとなり、上値を切り下げる流れを変えていない。117.50-60の強い下値抵抗を守り切れずに終えており、下値トライの動きが先行すると見られるが、単体では下げ余力の強いものではないので、急落にも繋がり難いと見られる。また、116.00以下からは長期的な下値抵抗が散在しており、上下動を繰り返す可能性も高くなることから、突っ込み売りにも注意する必要がある。短期トレンドは119.50超えで終えればニュートラルな状態に戻すが、中期トレンドがまだ弱く、121.50超えで越週するまでは下値リスクにも警戒する必要がある。日足の上値抵抗は118.10-20、118.50-60、119.00-10に、下値抵抗は116.90-00、116.00-10、115.40-50にある。21日、120日、200日移動平均線は、118.85、122.62、124.05に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにある。 一方直近の週足は値幅の小さい陰線引けとなり、単体では下げエネルギーの強いものではないが、上値を急角度で切り下げる流れから抜け出しておらず、一段の下落に警戒する必要がある。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は118.20-30、119.60-70に、下値抵抗は116.00-10、115.00-10にある。短・中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにあるが、119.80超えで越週した場合は週足の形状が改善して下値リスクが若干後退する。この場合でも中期トレンドがまだ弱く、121.50超えで越週するまでは上値余地も拡がり難い。 今週の戦略はユーロ買いは今週いっぱい様子見としたい。売りは118.10-20で戻り売り。損切りは浅い場合で118.60、深い場合は119.20で一旦撤退。 上値は、117.60-70に軽い抵抗が、118.10-20、118.50-60、118.90-00に強い抵抗が控えており、上値余地が限られる展開が予想されるが、119.50-60の抵抗が実体ベースで上抜けて終えた場合は、短期トレンドをニュートラルな状態に戻して、下値リスクが若干後退する。この場合でも120~121円台に強い抵抗が控えており、121.50超えで越週しない限り、下値リスクを残すことになる。下値は、117.00-10、116.50-60、116.00-10、115.60-70、115.00-10、114.80-90に強い抵抗があるが、どこまで切り崩せるかトライする動きが継続しよう。112~114円ゾーンには長期的な下値抵抗が散在しており、簡単には下抜けそうもない。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/02/04~2019/08/23(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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