2019年8月30日
【ドル/円】：ドルの上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は小幅続伸となりました。直近の陽線が8/1に付けた109.32を起点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えていることや、106.22に位置する21日移動平均線を若干上抜けた位置で終えており、短期トレンドが変化する可能性が点灯しましたが、106.80-90の日足の抵抗を上抜けておらず、“ダマシ”となる可能性があります。一方で週初の寄り付きが安値となっていることから、週足は安値寄り付きの陽線引けとなる可能性が高くなっており、104.80割れで終えない限り、押しは一旦買い場と見ることが出来ます。 今日のドル買いは1日様子見か105.80-90の押し目を軽く拾って105.40で浅めに撤退。或いは来週以降の105.00-10の押し目待ちとします。ドル売りは1日様子見か106.60-70で売り向かい。損切りは短期トレンドが変化する107.10で撤退です。 日足の上値抵抗は106.70-80、106.90-00に、下値抵抗は105.80-90、105.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小陽線を繋げて上値トライの可能性に繋げていますが、トレンドが弱い状態に変わりありません。買いは様子見です。売りは117.80-90で売り狙い。上値余地を118.10-20近辺まで見て置く必要があります。損切りは118.60で一旦撤退です。下値抵抗は、116.80-90、116.00-10にあります。短期トレンドは119円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、120.50超えで終えない限り上値余地も拡がり難い状態です。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは続落。上値を切り下げる流れから抜け出せず、日足、週足の形状が悪化しています。1.1050-60の抵抗を守って終えていますが、反発力が鈍く急反発にも繋がり難い状態です。買いは様子見か1.1030-40で軽く押し目買い。損切りは1.0990で浅めに撤退です。1.1000割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。売りは様子見か1.1130-40の戻り待ち。損切りは1.1180で撤退です。短期トレンドはニュートラルな状態ですが、1.1250超えで終えれば強気転換します。
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