ドル/円:上値余地を探る動きが継続中。108円台に強い抵抗あり。106円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

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ドル/円:上値余地を探る動きが継続中。108円台に強い抵抗あり。106円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は値幅の小さい寄せ線となり、107.10-20の抵抗を上抜け切れずに終えているが、8/26に付けた東京市場安値104.85(シドニー市場安値104.46)を起点として下値を切り上げる間に2手前の陽線が106.50~70にあった強い上値抵抗を実体ベースで上抜けており、上値余地がもう一段拡がる可能性が生じている。この日足の下値抵抗は106.40-50近辺にあり、これを支えとして上値余地を探る動きに繋げている。一方で、中期トレンドが弱い状態にあることや、日足、週足ベースで見た強い上値抵抗が108.00-20ゾーンに控えており、このレベルは簡単には上抜けそうもない。また、106円台を維持出来ずに終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯する。105.00±10銭に強い下値抵抗があるが、104.80割れで越週するか、値動きの中で104.50割れを見た場合は、短期トレンドが再び“ドル弱気”に変化して102~103円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は107.20-30、108.10-20、108.50-60に、下値抵抗は106.40-50、105.90-00、105.00±10銭にある。21日移動平均線は106.22に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、120日、200日線は108.83と109.58に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変化が認められない。 一方週足は、2手連続陽線引けとなり、直近の陽線が106.70-80の上値抵抗を若干上抜けて終えている。上値余地がもう一段拡がる可能性が生じているが、この陽線が上昇余力の強いものではないことや、108円台に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えていること、月足も“ドルの戻り売り”を支持していることから、ドル急伸にも繋がり難く、上値余地を試した後のドル反落に警戒する必要がある。一方で、105.00±10銭に週足の下値抵抗があり、104.80以下で越週しない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態にある。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は108.10-20、108.50-60、109.20-30に、下値抵抗は106.20-30、105.00±10銭、103.10-20にある。31週、62週移動平均線は109.16と110.38に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは106.40-50で軽く押し目買い。損切りは105.70で撤退。ドル売りは様子見か108.00-10の吹き値があれば売り向かい。損切りは108.70で一旦撤退としたい。 上値は、107.00-10に軽い抵抗が、107.20-30、107.50-60、107.80-90、108.10-20、108.50-60に強い抵抗があるが、上下動を繰り返しながらもどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、106.70-80、106.40-50、106.20-30にやや強い抵抗があるが、106円台を維持出来ずに終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。この場合は105.70-80、105.20-30、105.00±10銭にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。104.80割れで越週するか、値動きの中で104.50割れを見た場合は104.00-10の抵抗を切り崩しつつ102~103円台まで下落余地が拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/01/03~2019/09/06(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/07/22~2019/09/06移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:115円台で一旦底打ち、反発余地を探る動き。但し、急伸にも繋がり難い。116.50割れで再び下値リスクが点灯。

直近の日足は小陰線で終え、続伸に繋げられなかったが、下げ余力の強いものではないので、週初の下値攻めには限りがあろう。また、2手前の陽線が、7/30に付けた121.38を起点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、短期的には上値余地を探る動きが強まり易い状態にあり、週初の押しは一旦買い場となりそうだ。しかし、7/1に付けた123.12を起点として上値を切り下げる流れに変化が認められず、この日足の上値抵抗が119.00-10に控えていることや、これを上抜けた場合でも4/17に付けた126.81を起点とするレジスタンスラインの上値抵抗が120.00-10に控えており、これらを全て上抜けて終えない限り、日足の形状が改善しないことから、上値を追い切れずに反落する可能性にも注意する必要がある。一方下値も、9/3に付けた115.87で一旦底打ちした可能性が生じているので、116円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。短期トレンドはニュートラルな状態だが、116.50割れで下値リスクが点灯、116.00割れで終えるか、115.50割れを見た場合は再び“ユーロ弱気”の流れに戻すことになる。日足の上値抵抗は、119.00-10、120.00-10に、下値抵抗は117.00-10、116.50-60にある。21日移動平均線は117.73にあり、若干上抜けて終えているが、“ダマシ”の範囲内にある。また、120日、200日線は121.90と123.48に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変化は認められない。 一方直近の週足は、10週間振りに実体のある陽線が出て下げ一服となった。反発余地を探る動きに繋げているが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、この週足の上値抵抗が118.80-90超えに控えていることから、上値を追い切れずに反落する可能性にも注意したい。先週の115円台で一旦底打ちした可能性が生じているものの、週足、月足ともに形状が改善しておらず、下値リスクへの警戒はまだ解けない状態にある。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は前述の118.80-90、120.00-10、121.00-10に、下値抵抗は116.60-70、114.80-90にある。31週、62週移動平均線は122.54と125.41にあり、中・長期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは117.00-10まで引き付けて。損切りは116.30で一旦撤退。これが付いた場合は下値リスクがやや高くなる。ユーロ売りは118.40-50で戻り売り。損切りは119.20で一旦撤退としたい。 上値は、118.10-20に軽い抵抗が、118.40-50、119.00-10、119.60-70、120.00-10に強い抵抗が控えており、全てをクリアし切れずに反落する可能性にも注意する必要がある。下値は、117.60-70に軽い抵抗が、117.30-40、117.00-10、116.50-60にやや強い抵抗があり、押しは一旦買い場と見るが、116.50割れを見た場合は下値リスクが点灯、116円割れで終えるか、115.50割れを見た場合は再びユーロ弱気の流れに戻して114.80-90以下にある長期的な下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。この場合でも112~114円ゾーンの抵抗は厚く、簡単には下抜けそうもない。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/02/18~2019/09/06(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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