「大幅利下げでもリラ高の理由」トルコリラの焦点

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トルコ中銀は12日に政策金利を19.75%から3.25%引き下げ、16.50%とした。

市場予想が17.25%であったため、予想以上の利下げだったもののトルコリラは上昇して反応。トルコリラ/円は18円70銭台から19円台へ上昇した。

前回の政策金利発表(7月25日)では24.00%から19.75%へ引き下げた。その際も市場予想を超えた利下げ幅で、トルコリラ/円は発表直後に下落したが徐々に値を戻し、日足で見れば陽線で終わっていた。したがって「利下げで通貨高」という反応は、実績がある。

今回の政策金利発表の直前にエルドアン大統領が「最短期間で金利を1桁台へ引き下げる」と、利下げに積極的な姿勢を示していた中でもあったため、比較的「おだやか」な利下げだったとも言えるだろう。

また外部環境を見渡すと、 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げのほか、欧州中銀(ECB)のマイナス金利の深堀りが織り込まれていたことから、トルコの政策金利は相対的に高いままであるとも言える。

次回のトルコ中銀の政策金利発表は10月24日が予定されている。

9日にムニューシン財務長官がトルコへの制裁を検討中と発言したがその後は米国サイドから新たなコメントは出ていない。

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