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NYダウ:中長期上昇トレンド(DP=21,500㌦)、短期上昇トレンド(DP=25,300㌦域)が壊れ、直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,500㌦域を9月5日突破しての上値目標27,300㌦域変らず、9月13日27,200㌦域まで上昇。

2019年、今年も気持ちを新たにして、皆様の資産を殖やすことに少しでもお役に立てれば幸いと思いつつ本稿を綴って参ります。

 

PFによる実戦相場予測については、日経平均の予測のところに記載していますが、相場は「売り」と「買い」と「何もしない」かの三つの選択肢しかありません。極めて単純な行動の連続であります。具体的な売り買いのタイミングは「絵」を見ればわかり、
目標値は単純な算数、即ち、足し算と引き算と掛け算のみで(割り算や高等数学は一切必要ありません。)算出できるのです。

 

その意味で単純な作業であります。考えることはありません。また考えてもわかるものではありません。PFの「絵」を見ながら相場のバランスを読み、バランスを崩したときに「売り」または「買い」から入り、算出した目標値を念頭に売ったものは買い戻し、買ったものは売っていくだけの作業です。途中、目標値に到達しないこともありますが、三枠転換すればそこで「退却」です。
考える必要はありません。市場参加者全員で織りなす相場のバランスと、バランスの「崩れ」を読むだけです。

 

過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを再び削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたので見やすくするために削除することに致しました。

 

2019年9月13日(金)

ニューヨーク・ダウ平均株価:

『相場の森』:

 

 

74年以降の全ての相場の軌跡を包含するチャネル域の広い中長期上昇トレンドのデインジャー・ポイント、9,700ドルを、08年10月7日(終値9,447㌦)下方に突破し、07年10月9日(終値14,164㌦)を起点とする中長期下降トレンド(DPSは11800㌦)に転換しましたが、11年1月18日(終値11,837㌦)そのDPSを上方に突破し、09年3月9日6,547㌦を起点とする中長期上昇トレンドに転換。


12年2月3日(終値12,862㌦)、2011年4月29日の高値12810ドル域を突破したことにより、09年3月9日6,547㌦を起点とし、それ以降のプライスアクションすべてを包含する形で中長期上昇トレンドを認識、DPはこれまでの9500円域から10,500ドル域に引上げ。2013年5月、中長期上昇トレンドのDPを12,000㌦に引上げ。更に2015年5月19日DPを16,000㌦域に引上げ。
そのDP16,000㌦域を2015年8月24日突破し、一旦上昇トレンドは壊れ、更に2016年2月11日15,600㌦域を突破し、中長期下降トレンドを形成。DPSは18,000㌦域。
そのDPSを2016年4月18日突破し、中長期下降トレンドは一旦壊れ、2016年7月8日中長期上昇トレンドに転換しました。DPは15,500㌦域。
2016年12月DPを17,000㌦に引上げ。2017年3月DPを17,700㌦に引上げ。2017年11月DPを19,700㌦域に引き上げ。2018年3月DPを21,500㌦域に引上げ。


『相場の木』:

 

2019年2月20日DPS25,900㌦域を突破し、且つ既に2度以上上方へのバランスの突破を継続しており、短期上昇トレンドに転換、DPは
24,300㌦域となります。2019年3月15日、DPを引上げて24,900㌦域。2019年4月18日、DPを引上げて25,300㌦域。2019年5月24日短期上昇トレンドのDPを突破し壊れましたが、まだ短期下降トレンドの形成には至っていません。


バランスの上方へのブレークアウト・ポイントを6月7日突破しての上値目標27,000㌦域は7月11日到達しました。
その後想定通り目標値近辺にて値固めを形成。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント25,800㌦域を8月14日突破しての下値目標24,100㌦域に対して8月14日25,400㌦域まで下落して、8月16日3枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,300㌦域を8月29日突破、しての上値目標28,600㌦域に対して、8月30日26,400㌦域まで上昇後、9月3日三枠転換により消滅。

直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,500㌦域を9月5日突破しての上値目標27,300㌦域に対して9月13日27,200㌦域まで上昇しました。

 

松本 鉄郎
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。