「FOMC待ち」 外為トゥデイ 2019年9月18日号

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(1)
豪中銀(RBA)は9月理事会の議事録を公表。「賃金上昇率の上向きトレンドは勢いを失った模様」とし、「必要に応じて追加緩和を行う」と改めて表明した。なお、同時刻に発表された豪4-6月期住宅価格指数は前期比-0.7%と、市場予想(-1.0%)ほどには低下しなかった。

(2)
独9月ZEW景況感調査(期待指数)は-22.5と、予想(-38.0)ほどには悪化せず、前回(-44.1)から改善した。

(3)
米8月鉱工業生産は前月比+0.6%と予想(+0.2%)を上回った。同設備稼働率も77.9%と予想(77.6%)以上だった。

(4)
石油施設への攻撃を受けたサウジアラビアで、原油生産の回復が進んでいると伝わり、原油価格が急落。NY連銀が短期金利急騰への対応でレポオペを通じて市場にドル資金を供給した事も相まって米長期金利が低下する中、ドルはユーロやポンドなどの欧州通貨に対して下落した。これを受けてユーロ/円やポンド/円は上昇した一方、ドル/円は横ばい圏で推移した。

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ドル/円の見通し

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目イベントだ。FOMCは、政策金利であるFFレートの誘導目標を25bp引き下げて1.75-2.00%にする公算が大きい。もっとも、これは市場もほぼ織り込み済みであり、関心は同時に公表される政策金利見通しに寄せられている。見通しで「利下げ継続」が示唆されればドルが下落する事になるだろう。

一方、当面の「利下げ打ち止め」が窺える内容ならドル高に振れる可能性が高い。声明・見通し発表の30分後に始まるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目が集まろう。市場は、日本時間27時の声明・見通し発表までは様子見ムードに傾きがちで、ドル/円も108円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。

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