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「ドル円は4時間足でMACDがダイバージェンス!FOMC前にポジション解消入るか?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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思った以上にドル円が健全です。
サウジアラビアの石油生産エリアへの、ドローンを使った爆撃テロがあり、月曜日は窓を開けてのスタートだったのですが、すんなり、その窓を閉める形となりました。
またクロス円も堅調で、首をかしげた投資家も多いでしょう。
コラムニストでも意見が別れており、個人的に一番しっくりきたのが、サウジの石油生産エリア爆撃→原油高(コモデティ高)=インフレ上昇=利下げ確率低下、でしょうか。
しかしながら、米国債の長期金利も上昇しており、リスクオンムードは強いです。
現在の長期金利は1.80%台と今月に入ってから0.30%以上も上昇しました。
昨年の3.0%前後から1.5%前後と大きな下落を演じたものの、9月からは逆に急騰という形になっております。ゴールドの値動きともぴったり重なっており、ポジション調整の一環でしょうか?

現在のドル円の値動きは、米国長期金利にいつも以上に連動性が高いように感じます。
この長期金利は、2016年につけていた1.5%台にサポートラインが引けるのですが、割り込んだ場合、ドル円も連れ安になるでしょう。
108円は良い売り場なのかもしれません。

FOMC待ちだが、打診売りで望みたい。

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いつものようにドル円のチャート分析+外為注文情報を見ながら市場と相談していきましょう。
FOMC前ということもあり、近場の逆指値は短期トレーダーのものの可能性が高いです。

108.50の大型ストップロスはその類でしょう。
しかしながらそれを優に上回る戻り売り注文を見ていると、そこまでつかないかもしれません。
チャートに記載通り、MACDが今週からダイバージェンスを開始しました。
4時間足ですので、このダイバーが機能した場合、ある程度の下落幅があると思われます。
個人的には素直に現在レートから売っていきたいというのが個人的なスタンスです。
108円付近前後の押し目買いオーダーがついた場合、ストップは107.50のサポートライン付近に集中するでしょうから、ここをブレイクする前提でショートトレードを狙っていきたいと考えています。
ほぼ現状から売りトレードを狙い、107.50円割れを前提に、ターゲットは107円ぐらいでしょうか。
ここ最近は、FOMC後にドル円が下落する傾向が強く、FRBが思った以上にハト派に寄っている傾向があるからでしょう。
今回も中国との貿易戦争を睨んだドル安政策を狙ってくるでしょうから、利下げ回数にも言及してくると思われます。

現在はおおよそ2回程度まで織り込んでおり、今晩実施されると、年内は残り1回になります。
年明けにもさらなる利下げ意欲に踏み込んだコメントがある場合、さらに織り込みにいくため、ドル円は下げトレンド再開となるでしょう。
その場合は、米国長期金利も大きく下げると思われます。ドル円は連れ安となり107円も再度割り込むかもしれません。

ユーロも緩和的なため、難しい。

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ユーロドル4時間足です。
先日のECBでは市場の予想以上のハト派な面とタカ派な面を持ち合わせており、市場を迷わせました。
そのおかげで行って来い相場となり、ユーロドルの市場ポジションは解消された可能性があります。
しばらく戻り売りもあまりしたくないチャート形状です。
MACDも方向感がないため、どちらの方向にブレイクしても相場がイマイチ走らないかもしれません。
外為注文情報の1.1110付近の戻り売り注文と損切り注文は短期トレードの注文でしょう。
あまり参考にならないかもしれませんが、抜けた場合、少しだけストップを巻き込んで1.1140〜50付近までは上値を伸ばすかもしれません。
FOMC前に単発的に仕掛けてくる可能性はあるでしょう。やってくるなら16時以降の欧州時間でしょうか?
しかしながら、どちらかというとドル円トレードでの戻り売りのほうに分があるように思えますので、ドル安にかけるトレードなら、ドル円のほうが良いのではないでしょうか。

FOMC待ちで結果次第なところもありますが、今週後半の戦略は基本ドル安目線で考えております。



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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。