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勝率新王者は鹿児島!ブレグジット決定前後の覇者は山形県 外為トレーダー統計 2019年9月19日号

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日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム49万会員のいまがわかる。

【特集1】FX最強地域2019年8月

外為どっとコムのお客様の傾向を都道府県別でご紹介。
前月の「FX最強地域」が明らかに!

2019年8月 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)

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夏相場で順位変動!「夏の鳥取」は安定感をみせる

今回の特集1は「8月のFX最強地域」です。
都道府県別に毎月の取引数量、勝率、スワップポイントのランキングを発表します。
まず1人あたり取引数量は宮崎県が213.4万通貨(※2)で調査開始以来初めてとなる首位を奪取しました。

続いて愛媛県が203.4万通貨と僅差で2位、鳥取県が155.6万通貨で3位と続いています。
鳥取県は過去5年間の夏相場対決でも3位の実績を誇り、「夏の鳥取」を印象づけました。

これでトップランカーが入れ替わり、前月のトップ3である佐賀県(1位→6位)、徳島県(2位→5位)、栃木県(3位→15位)はともに大きく順位を下げています。

なお、外為どっとコムの支店が位置する沖縄県は7月(35位)から8月(24位)にかけて大きく順位を駆け上りました。

2019年8月 勝率トップ10

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「技巧の福井」惜敗で王者交代!

次は8月の勝率(※3)ランキングです。
こちらは鹿児島県が72.52%、福井県が72.47%(通常は少数二位以下を四捨五入)という非常に僅差の争いとなりました。
月別ランキングで連続トップを走ってきた「技巧の福井」ですが、今回は鹿児島県に王者の称号を明け渡しました。

7月、8月ランキングとも6位(7月:67.3%、8月:67.9%)に甘んじてきた鹿児島県が今後もトップを維持できるのか目が離せません。
また、7月ランキングで11位(65.6%)とランク外だった岩手県が3位(70.9%)まで順位を上げて、7割台の争いに加わってきたことも注目です。

2019年8月 1人あたりスワップポイント トップ10(単位:円)

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安定の「スワップ長者・香川」、千葉の追い上げに注目

月別ランキングのラストは1人あたりスワップポイントです。
こちらは安定の香川県が21.6万円で「スワップ長者・香川」の矜持を保ちました。
ただし、香川県の減額(21.8万円→21.6万円)に対し、3位の千葉県が地道に追い上げてきている(18.3万円→18.4万円)ことが目を引きます。

そのほか、熊本県が7月の11位(16.1万円)から9位(16.5万円)へと浮上してトップ10に加わっています。
8月は四国・九州勢の勢いが感じられる「熱い南」の夏となりました。

【特集2】あのときの勝者は?英ブレグジット決定前後勝負!

10月末の離脱期限が迫るなか、英国の欧州連合(EU)離脱=ブレグジットをめぐって英国内外の政争が激化しています。
英国のEU離脱を問う国民投票が行われたのは2016年6月23日。
当時のポンド相場は大きく乱高下して市場に激震が走りました。

そこで特集2では、ブレグジット決定前後2週間(2016年6月16~30日)に着目し、ポンド/円とポンド/ドルの取引量・勝率を調査しました。

英ブレグジット决定前後 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)

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※ポンド/円、ポンド/ドルの取引量です

全力トレードの滋賀県が圧倒!

まずは1人あたり取引量ランキングを発表します。
ブレグジット決定前後(2016年6月16~30日)の期間中で最もポンドの取引量が多かったのは滋賀県。
前述の月別ランキングの首位(213.4万通貨)を凌駕する243.7万通貨を記録して他県を圧倒しました。

さらに滋賀県は合計取引数量でも1位の東京に続いて2位に食い込んでいることにも要注目です。
これは人口(東京都人口:1位、滋賀県人口:26位)を比較すると驚異の結果であることがわかります。
もともと滋賀県は月別ランキングでもトップ10に名を連ねるランキングの常連ですが、ブレグジット決定前後でポンドの取引をさらに増加させたようです。

そのほかトップ以外に目を向けると、高知県と徳島県がそれぞれ2位、3位につけるなど四国勢の活躍も目立ちました。

英ブレグジット決定前後 勝率トップ10

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※ポンド/円、ポンド/ドルを対象とした勝率です

山形県、全国唯一の70%台へ到達

今回のオーラスは本命のブレグジット勝率ランキングです。
こちらは山形県が70.1%で首位を奪取!
山形県は月別ランキングで7月、8月とも9位でトップ10の下位を走っていますが、ブレグジット決定前後で眼を見張る活躍をしていたことがわかります。

もっとも山形県は2018年通算の勝率ランキングでも75.2%で首位を独走した実力派。
神経質なブレグジット決定前後のポンド相場で勝率7割を叩き出したのも頷けますね。
また、山形県は前述の取引量ランキングでも7位と健闘するなど、ブレグジット勝負で唯一のダブルランクインとなりました。
ブレグジット勝負の総合トップは山形県といっていいでしょう。

なお、トップ以下は茨城県が67.7%で2位、愛媛県が64.7%で3位と続いています。
8月ランキングで両県はそれぞれ43位、23位でしたが、この調査でポンド相場との相性の良さを感じさせる結果となりました。
今後の英国をめぐる動向でどのような動きを見せるのか気になるところです。

結果まとめ

2019年 8月全国最強FX地域

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英ブレグジット決定前後勝負

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※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 数値はすべて小数第二位を四捨五入しています。
※3 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。