今週一時円を抜く。OECDが成長見通しを下方修正

f:id:okinawa-support:20190828090023p:plain

 

総括

今週一時円を抜く。OECDが成長見通しを下方修正

予想レンジ 5.3-5.8

(ポイント)
*今週は一時円を抜く強さを示した
*OECDは成長見通しを下方修正した
*米国からの追加関税の可能性は低下
*新NAFTA協定は批准に向かう
*政府はペメックスに支援、格付け会社は好感
*CPIは依然弱い
*9月利下げ観測あり
*予算はやや緊縮
*鉱工業生産、自動車輸出が悪化、消費者信頼感指数は改善
*S&Pはペメックスを格下げ、国の格付け見通しを引き下げ
*政府・中銀が19年GDP伸び率見通しを下方修正
*中銀はインフレ見通しも下方修正
*2Qは危うくリセッションを免れるが経済はまだ弱い
*IMFやS&Pも成長見通しを下方修正
*大統領の支持率はピークより低下したが依然60-70%はある
*焦点は弱い成長と財政問題となる
*メキシコ政府は対米緊張もあり中国へ接近している
*米墨貿易は米からの輸出も2430億ドルあり、報復関税合戦では米国にも痛手

(一時円を抜く強さ)
今週は一時対円で5.593をつけ、ペソ円の年足は陽線となったが、昨日は再び陰転している。米中貿易通商協議進展観測でリスク選好で上昇したが一服している。サウジアラビアへのテロ攻撃で急騰した原油価格が反落していることもペソの売りを誘った。

(OECDが成長率見通しを引き下げ)
OECDはメキシコの成長率見通しを2019年は1.6%から0.5%へ、2020年は2.0%から1.5%へ下方修正した。米国経済の減速、国内の相次ぐストの影響がある。ストは政府の緊縮政策への.反発だ。2020年は利下げや最低賃金の引き上げ、米国在住のメキシコ国民からの送金増加で回復するとしている。

(S&Pも下方修正か)
S&Pは、メキシコ政府が2020年の経済成長率を1.5-2.5%と予測しているのは楽観的すぎるとの見方を示した。政府の経済見通しは先週、来年の予算案の一環として発表された。
S&Pは「われわれの最新の予想はもっと保守的だろう」と述べた。さらに、同国政府は来年の原油生産高を日量190万バレルと見積もっているが、達成できないリスクがあると指摘した。メキシコの現在の産油量は平均で日量約170万バレル。

(新NAFTAの協議は進展)
トランプ米政権が議会承認を目指している米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)について、米与野党の有力議員がそれぞれ、政府側との協議が進展していると明らかにした。USMCA、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる3国の新たな貿易協定。
下院歳入委員会の委員長を務める民主党のニール議員は「われわれは相当前進しつつある。(ホワイトハウスと)数度の意見交換は必要かもしれないが、考え方は確実に整ってきている」と語った。ペンス副大統領は、USMCAが年内に議会で承認されるとの見方を表明した。民主党のペロシ下院議長は、同党としてUSMCAの批准を目標とするが、依然として実施の面でいくつかの懸念があると発言している。下院民主党側が要求しているのは、労働基準や環境基準の効力を持たせる、より適切なメカニズムの導入だ。

(米国の関税賦課の可能性は低下)
ロペスオブラドール大統領は、米国がメキシコ製品に関税を課す可能性は低下したとの認識を示した。
エブラルド外相は、米国のペンス副大統領と会談し、トランプ大統領とも言葉を交わした。その後、今後メキシコを経由して米国に向かう移民の数は大幅に減少するとの見方を示した。 ロペスオブラドール大統領は、外相の会談は6月よりも穏やかなトーンだったと説明。6月の会談でメキシコは、米国による関税回避と引き換えに、不法移民対策を強化することで合意した。90日以内に状況の確認を行うことも盛り込まれた。
大統領は「米国は以前はより厳格なスタンスだったが、今回は違った。われわれが合意を履行しているという認識があった」と述べた。

(今後の焦点)
9月27日の政策金利決定。CPIが低下傾向を示しているので露下げ観測があるが8月利下げしたばかりなのでどうか。9月23日の小売売上、25日の失業率も注目したい

テクニカル分析

反落、かろうじて雲の上は維持

日足、9月4日-17日の上昇ラインを下抜く。9月18日-19日の下降ラインが上値抵抗。
8月26日-9月2日の上昇ラインがサポート。5日線下向く。かろうじて雲の上。
週足。3週連続陽線も今週は伸び悩む。ボリバン中位が抵抗。8月26日週-9月2日週の上昇ラインがサポート。7月29日週-9月9日週の下降ラインを上抜ききれず。
月足。ボリバン下限下抜きから戻す。19年6月-7月の上昇ラインを下抜く。19年4月-5月の下降ラインが上値抵抗。
年足。16年-18年の上昇ラインを下抜く。14年-15年の下降ラインが上値抵抗。

f:id:okinawa-support:20190920091255j:plain

VAMOS MEXICO

現在のメキシコの格付け

ムーディーズ  A3 見通し ネガティブ
フィッチ  BBB 見通し 安定
S&P.  BBB+ 見通し ネガティブ

情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。
top
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。 尚、本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 店頭外国為替保証金取引および店頭通貨バイナリーオプション取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生ずる場合がございます。お取引の前に充分内容を理解し、ご自身の判断でお取り組みください。<『外貨ネクストネオ』 取引形態:店頭外国為替保証金取引 委託保証金:各通貨の基準レートにより計算された取引金額の保証金率4%以上に設定(法人のお客様は、保証金率1%以上となる額または金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうち、いずれか高い額以上の委託保証金が必要となります。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します) 売買手数料:0円 【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。また取引レートには売値と買値に差(スプレッド)が生じます。><『外貨ネクストバイナリー』 取引形態:店頭通貨バイナリーオプション取引(満期である判定時刻をもって自動権利行使となるヨーロピアンタイプ) 購入価格:1Lotあたり約40~999円 売買手数料:0円 【注】店頭通貨バイナリーオプション取引は期限の定めのある取引であり、相場の変動等の要因により原資産価格が変動するため、予想が外れた場合には投資元本の全額を失うリスクの高い金融商品です。権利行使価格と判定価格との関係がお客様にとって利益となる場合には自動権利行使によりペイアウト額を得られますが、損失となる場合には権利消滅により全購入金額が損失として確定します。またオプションの購入価格と売却価格には差(スプレッド)が生じます。> 株式会社外為どっとコム 〒105-0021 東京都港区東新橋2-8-1 パラッツォアステック4階 TEL:03-5733-3065 金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第262号/金融先物取引業協会(会員番号1509) (C) Gaitame.com Co.,Ltd. All rights reserved.