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【豪ドル円】RBAの10月利下げ観測広がる

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

9月20日(金)豪ドル/円

基調
上値重い

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格

RBAの10月利下げ観測広がる

豪ドル/円は9月に入り一本調子で上昇し、12日には74.49円前後まで上昇して約1カ月半ぶりの高値を付けた。
しかしその後は調整ムードが広がり、73.10円台まで弱含む場面もあった。
昨日の豪8月雇用統計で、失業率が悪化した事などから豪中銀(RBA)が10月1日に25bp(0.25%)の利下げに動くとの観測が高まっており、これが豪ドル相場を圧迫。
なお、豪政策金利先物が織り込む10月利下げの確率は、雇用統計発表前の50%台から足元では80%台に上昇している。
こうした中、豪ドルは本日も上値の重い展開が続くと見られるが、もし反発があるとすれば米中次官級通商協議に進展が見られた場合だろう。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は「話し合いは進んでいる」との見解を示しており、10月の閣僚級協議に向けて順調に下地作りが進む可能性もない訳ではない。
一方で、トランプ米大統領の貿易政策アドバイザーを務めるピルズベリー氏は「近く合意に至らない場合は対中関税を50%ないし100%に引き上げる事が可能だ」と発言。
トランプ政権には貿易戦争をエスカレートさせる選択肢があるとの見解を示しており、先行きへの不安が再燃しつつある。
仮に今回の次官級協議に目立った進展がなければ、豪ドルへの下押し圧力が高まりそうだ。
協議が週末までずれ込む可能性もあるため、週明け23日のオープン直後の急変動にも注意が必要だろう。