米中通商協議は国慶節明けに再開、ドル元相場は7.0以上で弱いまま

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総括

米中通商協議は国慶節明けに再開、ドル元相場は7.0以上で弱いまま

予想レンジ 人民元/円 14.50-15.50

(ポイント)
*米中通商協議は国慶節明けの10月7日より再開する
*ドル元相場は依然7.0を超えている
*上海総合指数は3000台を維持できず
*トランプ大統領は通商合意の早期実現性を示唆
*中国は貿易問題などで脅しには屈しないと発言
*8月小売売上、鉱工業生産は悪化
*米国からの輸入品に対する追加報復関税について、16品目を免除の対象とすると発表
*香港は「逃亡犯条例」改正案を正式に撤回した
*8月の財新サービス業PMIが予想を上回った
*習主席は2049年までのリスクへの闘争を示唆、一方トランプ大統領は早期解決を望む
*米国は中国を為替操作国と認定
*中国は通貨バスケット制に基づき元を変動させる.
*トランプ大統領は米企業の中国撤退を促す
*米国は9月1日に発動予定の追加関税を一部延期
*2Q成長率は6.2%に減速 今後は6%割れ予測も出ている
*全人代のCPI上昇目標は3% 

(トランプ大統領は中国との通商合意の早期実現を示唆)
 トランプ米大統領は、中国との通商合意が予想よりも早期に実現する可能性があるとの考えを示した。「中国は合意を切望しており、皆が考えているよりも早い時期に合意に至る可能性がある」と語った。中国は配慮しており「自身も中国に配慮した」とし、中国と通商合意を得られる公算は大きいと述べた。
米中通商協議についてライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、両国は対話を続けており、中国代表団は10月初旬に再びワシントンを訪問すると表明。「現時点では信頼を醸成し誠意を示したい。実際にそうしたことが行われている」と述べた。
その上で「トランプ大統領は望ましいディール(取引)を得たいと考えている。望ましい合意が得られなければ、関税措置は解除されない」と語った。
トランプ大統領は国連総会での演説では、中国の通商を巡る慣行を非難し、米中通商協議で望ましくない合意は容認しないとの強硬な姿勢を改めて鮮明にしていた。

(ドル元相場は7.0以上で推移)
 米国の元高への是正要求にもかかわらず、ドル元は7.0以上で推移している

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(上海株価指数3000台維持できず)
鉱工業生産や小小売売上悪化で3000台維持できず

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(米中通商協議は来月再開)
 人民元は先週は4週間ぶりに値を下げた。今週も弱い。9月19日から米中通商交渉の次官級協議が始まっていた。協議では中国による米国産大豆などの大幅な購入拡大を含め、農業問題が重点的に話し合われていたようだ。パーデュー米農務長官は、米国と通商協議を進める中国の当局者が今週、米当局者とともに米国の農業地帯を視察することを明らかにしていたが先週末に中国側が農家への視察を中止したことで、一気にリスク回避の流れとなった。ただ今週になって農家視察は米国側から申し出たものであったと判明し、来月の閣僚級協議に望みを持たしている。

(貸出基礎金利引き下げ)
 中国の8月小売売上 鉱工業生産は前月、予想をともに下回る弱いものとなった。それもあってか、中国は1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)を前月の4.25%から4.20%に引き下げた。引き下げは2カ月連続となった。LPR引き下げは景気刺激策ではなく、むしろ成長率がさらに低いレンジに落ち込むことを阻止する防衛策と考えられている。成長率は非常に弱くなっており、生産活動やインフラの金利負担を抑制する狙いがある。
 
(中国の主張 貿易問題などで脅しには屈しない)
王毅外相は、トランプ米大統領が中国の貿易慣行や発展モデルを批判したことを受け、中国政府は世界の覇権を追求する意図はないと反論した。その上で、米国に対し、香港を含む中国の主権を尊重するよう求めた。
また、貿易問題などで脅しには屈しないと表明。一方で、来月予定される米中の閣僚級通商協議が好結果につながることに期待感を示した。さらに、米中両国は対立を回避し、互恵的で諸外国の利益にもなる協力を行うべきだと訴えた。

テクニカル分析(人民元/円)

雲下へ

日足。再び雲の下へ下落。8月26日-9月25日の上昇ラインがサポート。9月13日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。ボリバン中位。
 週足。ボリバン下限下抜きから戻すも4週連続陽線とならず。9月9日週-16日週の下降ラインが上値抵抗。8月26日週-9月2日週の上昇ラインを下抜く。
 月足、6月-7月の上昇ラインを下抜きボリバン下限を下抜く。5月-8月の下降ラインが上値抵抗。9月は漸くボリバン内へ回復。
年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。16年-18年の下降ラインが上値抵抗。11年-12年の上昇ラインがサポート。  

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チーファンラマ

北京大興国際空港

中国・北京の新空港、北京大興国際空港、正式にオープンした。ヒトデの形をした近未来的な新空港は、世界で最も利用者の多い空港の一つとなる見込みだ。
 中国は建国70周年を10月1日に控えており、巨大なターミナルの中で行われた式典では習近平国家主席が開港を宣言した。
 同空港は北京中心部の天安門広場から南に46キロの場所に位置し、敷地面積はサッカー場およそ100個分に相当する70万平方メートル。総事業費は空港に連結する鉄道や道路の建設費も含め、4000億元(約6兆円)に上る。
 滑走路は8本、年間の乗降客数は最大1億人を想定している。全面的な稼働は2040年になると見込まれており、単一ターミナルとしての最大乗降客数としては世界一になるという。

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