「中国PMIに注目」 外為トゥデイ 2019年9月30日号

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(1)
英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)の中でもタカ派と目されるソーンダース委員が「英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitがスムーズでも利下げが必要になる可能性がある」と発言した事が伝わるとポンド売りが強まった。

(2)
東京市場で1.0904ドル前後まで下落して約2年4カ月ぶり安値を更新したユーロ/ドルに買い戻しが入った他、欧州株高を背景に円が弱含んだ事からユーロ/円が大幅に上昇。この動きがドル/円や他のクロス円にも波及した。

(3)
米8月個人所得は前月比+0.4%と予想と一致。米8月個人消費支出(PCE)は前月比+0.1%と予想(+0.3%)を下回った。なお、米8月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+1.4%、同コアPCEデフレーターは前年比+1.8%といずれも予想通りだった。その他、米8月耐久財受注は前月比+0.2%と予想(-1.1%)に反して増加。変動の大きい輸送用機器を除いた受注も前月比+0.5%と予想(+0.2%)を上回る伸びとなった。

(4)
米政権が中国企業の米株式市場での上場廃止などを検討していると報じられると、NYダウ平均がマイナス圏に転落。ドル/円や豪ドル/円にも一時下落圧力がかかった。

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ドル/円の見通し

27日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅高。ドル高の流れに沿って一時0.3%高の108.18円前後まで上昇したが、トランプ米政権が米株式市場における中国株の上場廃止を検討との報道で上げ幅を縮小した。108円台の上値の重さを再確認した格好であり、本日も月初来高値(108.48円前後)の手前では戻り売り圧力が強まりそうだ。一方で、月末・四半期末に絡むドル需要が本日も下値を支えると見られ、107円台半ばはサポートになりそうだ。

なお、本日の注目イベントは中国で発表される2つのPMI。大企業中心の中国9月製造業PMIは市場予想が49.6、中小企業の比率が高い中国財新9月製造業PMIの市場予想は50.2となっている。

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