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2週連続陰線、中銀の景気見通し下方修正と政策金利据え置きの矛盾あり、通貨10位、株価14位

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総括

2週連続陰線、中銀の景気見通し下方修正と政策金利据え置きの矛盾あり、通貨10位、株価14位

予想レンジ 南アランド円 6.5-7.5

(ポイント)
*2週連続陰線
*中銀は追加緩和を否定
*中銀は成長見通しとインフレ見通しを下方修正
*外国人の国債保有率は37.3%
*エスコム分割案が提示された
*土地収用問題では温和な報告書が提示された
*ムーディーズの格付け変更は11月
*ムーディーズが格下げすればジャンク債となる
*2Q・GDPは予想外の改善
*企業景況感は悪化
*南アへの投資は増加
*2Q経常収支は悪化
*移民排斥運動が勃発
*資源価格はしっかりしている
*2Q失業率は悪化
*低成長と財政赤字の問題を抱えている
*中銀はランドの平均的な水準を1ドル14.5としている

(市況)
 2週連続でランド、株価ともに下落した。サウジアラビアへのテロ攻撃でリスク回避の売りの流れは世界的には一服しているが下落した。中銀が9月20日に政策金利を据え置いてから続いている。中銀は財政や同国の信用格付けを巡る不透明性が解消されるまでは緩和を再開しない可能性を示唆し株価の下落を誘い、ランドの下げが追随した。ただ中銀はインフレ予測と来年および再来年の経済成長予測を下方修正している。南アは国営電力会社エスコム・ホールディングスの救済負担による財政リスクや、ムーディーズが格付けをジャンク級に引き下げる可能性など、経済は不確実性に取り囲まれている。南アの最大の貿易相手国の中国の景気減速も影響している。

(国債の外国人保有比率は37.3%)
2Q海外直接投資(FDI)は263億ランド。1Qの117億ランドから増加した。国内企業が海外の親会社から資金を調達した。2Qのポートフォリオ投資は100億ランド。1Qは292億ランドだった。
南アは財政赤字や経常赤字の穴埋めを海外資金に大きく依存している。8月時点の国債の外国人保有比率は37.3%。ただ、南アに対する投資家心理は依然として低迷しており、経済成長の見通しも、先行き不透明感や改革の進展不足で芳しくない。2Qの金融収支は132億ランドの黒字。黒字幅は国内総生産(GDP)比1%だった。1Qは241億ランドの黒字だった。

(鉱産物価格の上昇が救い)
南ア産出の鉱産物の金、銀、白金、パラジウムが年初来二桁上昇を続けているのは支援材料。

(最近の貿易状況、今週は8月分発表)
 中国景気減速で輸出数量伸び悩むも資源価格高で相殺している

(南アの株価は低迷)
 年初来4.69%上昇だが、他国は二桁上昇も多い

テクニカル分析(ランド/円)

雲の上から雲中へ下落。雲の下限で止まる

 日足。雲の上から雲中へ下落。かろうじて雲の下限で止まる。9月26日-27日の下降ラインが上値抵抗。8月26日—9月27日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。ボリバン
下位。
 週足。8月26日週-9月16日週の上昇ラインを下抜く。9月16日週-23日週の下降ラインが上値抵抗。8月26日週-9月23日週の上昇ラインがサポート。
月足。7月はカブセ線に終わる。6月- 7月の上昇ラインを下抜き下落。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限到達後、9月は上昇スタートも上ヒゲ長くなっている。
年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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喜望峰

暴動 外国人商店街

*ヨハネスブルグCBD(Central Business District)における暴動
ヨハネスブルグCBDにおいて、警察による商標法違反商店に対する捜索が行われ、
これに反発した外国人商店主等が警察官を攻撃する事態となった。警察官に対する攻撃は
エスカレートし、CBD内の外国人による暴動に発展した。これを受けて警察は大規
模部隊に投入しCBDの浄化作戦を実施した。

*プレトリアCBDにおける暴動
プレトリアCBDにおいて、タクシー乗り場周辺での外国人による不法薬物販売の
撲滅を訴えたミニバスタクシー運転手による抗議活動が行われ、ミニバスタクシー等でCBD
の主要道路を封鎖した。また、この抗議活動がエスカレートし、外国人経営の商店等が
放火や略奪の被害に遭った。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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