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「リスクオフで弱含むリラ 今後の注目はインフレ率」トルコリラの焦点

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<注目の高金利通貨 10月2日号 抜粋>
3日に発表されるトルコ9月消費者物価指数は前年比+9.70%が予想されており、約2年ぶりにヒト桁台の上昇に落ち着く見通しです。
インフレの落ち着きはトルコ経済にとっては歓迎すべき事で、景気を支える追加利下げにも動きやすくなります。
とはいえ、一時的なインフレ鈍化で大幅な利下げに動いてしまえば、リラ安圧力が再燃しかねません。
こうした見方が先日のウイサル・トルコ中銀の慎重な姿勢に繋がったと見られます。
ただ、「金利を最短でヒト桁に」と息巻くエルドアン大統領がインフレ鈍化を見逃すとも思えません。
仮に、9月消費者物価指数が予想以上の鈍化となれば、24日のトルコ中銀理事会に向けて利下げ圧力を強める口実になりそうです。
トルコリラ相場が、9月消費者物価指数の結果にどのような反応を示すかは読みにくいところですが、エルドアン大統領の口先介入があればリラ売り材料になる可能性が高いでしょう。
その他、シリアを巡る問題やロシア製ミサイル問題など外交面でもエルドアン大統領の動きが注目されそうです。

また、30日にはトルコのアイバイラク財務相は経済見通しを発表し、2020年のインフレ目標を8.5%とした。さらにトルコリラショックによるリラ安が引き起こした銀行の不良債権問題について、対策を取るとしている。しかしながら、財務相がどのような手段で実現するかは不透明だ。

直近でトルコに関する目立ったニュースはないが、トルコリラ/円は10月に入り下落している。(米ドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラはともに上昇)

欧米の株式市場が下落する中で、リスクオフの流れがリラ売りにつながった。

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