【豪ドル米ドル】0.67ドルの神通力は健在か

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

10月9日(水)豪ドル/米ドル

基調
下値試し

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
・10/9 パウエルFRB議長講演、FOMC議事録

0.67ドルの神通力は健在か

豪ドル/米ドル相場は0.67ドル前後が勘所となっており、このサポートを維持できるかどうかが目先の焦点となりそうだ。
豪ドル/米ドル相場は、8月以降に日足ベースで5回も0.66ドル台に差し込んだが、いずれも終値では0.67ドル台に戻す粘り腰を見せている。
とはいえ、今月2日に0.6670ドル台まで下落した後の反発が0.6770ドル台までに留まるなど、このところは戻りも鈍いのが実情だ。
次に0.67ドルを割り込んだ場合、反発余力が残っているかどうか怪しくなっている。
そうした中、本日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演と、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が米ドル高(豪ドル安)を誘発しないか注目しておく必要があるだろう。
パウエルFRB議長は昨日も講演を行い、「適切に行動する」と述べるに留めて金融政策に対する直接的な言及を避けた。
10月利下げを概ね織り込んでいる市場から見れば、いく分「タカ派」に映ったようだ。
本日の講演でも市場が期待するほどの利下げに前向きな姿勢を示す可能性は低いだろう。
FOMC議事録についても、米ドル売り(豪ドル買い)を誘発する材料にはなりにくそうだ。
9月FOMCでメンバーが示した年末時点の政策金利予想は中央値が1.875%であり、年内の「追加利下げなし」を示唆する内容であった。
また、2人の投票メンバーが利下げに反対票を投じた事も明らかになっている。
議事録だけがハト派化する事は考えにくい。
その他、米中貿易戦争の戦局悪化を伝えるニュースも豪ドル安・米ドル高の材料となる。
ただし、反対に戦局が沈静化すれば豪ドル高・米ドル安に繋がりやすく、この点については読みようがないのが難点だ。

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