米中貿易協議の不透明感とPPI低下でリスクオフ 元安株安

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総括

米中貿易協議の不透明感とPPI低下でリスクオフ 元安株安

予想レンジ 人民元/円 14.8-15.8

(ポイント)
*米中通商協議は進展もまだ詰める要素があり
*9月貿易収支は輸出入ともに縮小
*PPIが低下
*今週はGDPなど重要指標多い
*中国は米国からの農産物輸入拡大は示唆
*米国は中国への投資制限を示唆し圧力をかけている
*9月製造業PMIは改善
*S&P中国の格付けを維持
*習主席は2049年までのリスクへの闘争を示唆、一方トランプ大統領は早期解決を望む
*米国は中国を為替操作国と認定
*中国は通貨バスケット制に基づき元を変動させる.
*2Q成長率は6.2%に減速 今後は6%割れ予測も出ている
*全人代のCPI上昇目標は3% 

(米中通商交渉の部分合意、まだやるべきことがある ムニューシン財務長官)
*中国との通商合意、文書化でまだやるべきことがある
*現時点で、中国から北京での通商協議への招請はない
*私とUSTR代表とは中国訪問の用意がある
*次の為替報告での中国の扱いはまだ決めていない

(米中貿易協議の不透明感とPPI低下でリスクオフ)
 米中貿易協議の不透明感や冴えない中国の指標で米中通商合意を巡る楽観論が後退した。中国の9月の生産者物価指数(PPI)は国内製造業が需要減と対米通商摩擦の影響
で冷え込むなか、前年比1.2%低下と、2016年7月以来の大幅なマイナスだった
ウォール・ストリート・ジャーナルでは先週の貿易協議で中国による500億ドルの米農産物の輸入で合意したが「一部の中国高官が購入額や期限について異議を唱えている」と報じた。米中協議での合意事項が円滑に履行されない可能性が意識された。

(米中首脳会議は)
 トランプ米大統領は、前週発表した中国との「第1段階」の通商合意の書面化に向けた作業が行われているとし、チリで来月開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の習近平国家主席と会談するまでに署名する公算は小さいと述べた。

(9月貿易収支)
9月の貿易収支で輸出は前年同月比3%減の2181億ドル、輸入は同9%減の1784億ドルだった。輸出・輸入がそろって前年同月の水準を下回るのは2カ月連続となる。米国向け輸出が同22%減とリーマン・ショック直後以来の減少幅を記録するなど、貿易戦争で対米貿易が急速に縮小したのが主因だ。
9月の中国貿易収支は396.5億ドルの黒字((予想:333.0億ドルの黒字)

(今週は重要指標多い)
 今週は貿易収支の他に、GDP、小売売上、鉱工業生産などの重要指標の発表がある。GDPが6%を割り込むとインパクトは大きいが、それも米中貿易戦争の影響もあるが、巨大経済も高度成長を維持できないと言う自然の流れでもある。

(IMFの忠言)
 IMFは、米中貿易摩擦が世界経済の大きなリスクだとの懸念を示した上で、両国が発動済みの追加関税を全て撤廃すれば、世界の国内総生産(GDP)は2020年に0.8%程度押し上げられるとの分析を明らかにした。

(中国、米国に報復と示唆-香港人権法案成立なら)
米下院は「香港人権・民主主義法案」を15日可決した。上院にも法案、超党派の支持があるが成立にはトランプ大統領の署名が必要だ。中国政府は16日、香港が中国から十分な自治を確保しているかどうか毎年の検証を義務付ける「香港人権・民主主義法案」を米議会が可決させた場合、報復することを示唆した。

テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン下限から一気に上限へ

日足。5連続陽線でボリバン上限へ、昨日は小反落。雲の上、5日線上向き。10月14日-16日の上昇ラインがサポート。
 週足。9月9日週-16日週の下降ラインを上抜く。8月26日週-10月7日週の上昇ラインがサポート。
 月足、6月-7月の上昇ラインを下抜きボリバン下限も下抜くが回復中。
5月-8月の下降ライを上抜くか。8月-9月の上昇ラインがサポート。
年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。16年-18年の下降ラインが上値抵抗。11年-12年の上昇ラインがサポート。

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チーファンラマ

ファーウェイ売上高24.4%増 米制裁でもスマホ好調

ファーウェイは1-9月の売上高が6108億元(約860億ドル)となり、前年同期比で24.4%増加したことを明らかにした。米政府による禁輸措置により、今年のスマホ部門の売上高が約100億ドル押し下げられる可能性があると予想していた。
米制裁前のレベルには戻っていないものの、3Qの海外向け出荷は急回復した。ただ、制裁前に発表された製品が好調な出荷をけん引し、長期的な見通しはなお弱いと述べた。

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