ドル・円は上げ渋りか、弱い米経済指標で利下げ継続に思惑

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は上げ渋りか、弱い米経済指標で利下げ継続に思惑」

24日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。「合意なき」ブレグジット回避の方向でリスク選好的な円売りが先行する見通し。ただ、今晩発表の米経済指標が低調な内容となれば利下げ継続への思惑が広がり、ドル売りを誘発しそうだ。

英国議会におけるブレグジット修正案の審議先送りを受け、欧州連合(EU)のトゥスク大統領は22日、加盟各国に対し英国の離脱延期を容認するよう呼びかけた。事態は流動的だが、それにより「合意なき」離脱が回避されるとの観測が広がり、前日からリスク選好的なムードが広がっている。本日のアジア市場では、日経平均株価の上昇を手がかりに安全通貨売りが強まり、ポンドやユーロ、豪ドルなど主要通貨がドルや円に対して強含んだ。ただ、ドル・円は円売りが先行したものの、ドル売りの流れを受け108円半ばから後半の狭いレンジ内での取引が続いた。

この後の海外市場でも「合意なき」離脱回避の見方から円売りに振れやすい地合いは続くだろう。ただ、英国の年内解散・総選挙の可能性が浮上しているため、不透明感から一段の円売りは抑制される見通し。一方、今晩開催の欧州中銀(ECB)理事会ではハト派姿勢が堅持され、ユーロ買い・ドル売りはいったん収束しよう。ただ、その後発表される米国の耐久財受注や製造業PMI、新築住宅販売件数はいずれも前回を下回るとみられ、低調な内容から連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続が意識されやすい。CMEが算出するFedウォッチでは政策金利の来週の引き下げが織り込まれたほか、12月も追加利下げに観測が高まりつつありドル売り基調を強める可能性もあろう。


通貨別分析

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