ペソは安定、来週は3QのGDP発表

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総括

ペソは安定、来週は3QのGDP発表

予想レンジ 5.4-5.9

(ポイント)
*来週は3Q・GDPの発表がある
*来年の成長見通しは1.3%
*本日は小売売上の発表
*新NAFTAの各国の批准は遅れている
*米中貿易戦争で米国ではメキシコからの輸入が増加している
*10月はここまでボリンジャーバンド下限から上限へ上昇
*3Q・GDPはプラス成長となるか
*インフレは目標値まで低下
*追加利下げ加速あり
*政権は緊縮から刺激策へ転換か
*大型インフラ政策を近く発表
*産業政策の重点10カ条を発表した
*OECDは成長見通しを下方修正した
*政府はペメックスに支援、格付け会社は好感
*政府・中銀が19年GDP伸び率見通しを下方修正
*大統領の支持率はピークより低下したが依然60-70%はある
*焦点は弱い成長と財政問題となる
*メキシコ政府は対米緊張もあり中国へ接近している
*米墨貿易は米からの輸出も2430億ドルあり、報復関税合戦では米国にも痛手

(安定通貨の一つ)
年間通貨番付2位を維持し安定推移している。安定推移はここ3年続いている。チャートは年足。

(来年の経済見通し、成長率見通しは1.3%)
メキシコ経済は米国向け輸出の好調が支えとなる一方、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)発効を巡る不透明感や世界的な需要の落ち込みが重しとなり、来年の成長率は小幅なプラスにとどまりそうだ。
ロイターのエコノミスト調査ではメキシコの来年の成長率予想は中央値が1.3%となった。今年の見通しの0.5%は上回ったものの低い水準で、7月調査から下方修正された。
政府はいくつかの政策を巡り内部で対立しており、企業はこの数カ月、設備投資を手控えている。当局は民間部門の企業景況感の悪化を食い止めようとしているが、歳出の抑制が成長の重しになっている。
国内の活動が低迷する中、「明るい兆しの1つが外需で、当社の見立てと異なり今年はプラス成長となりそうだ」と予測。米国は対中追加関税の影響でメキシコからの輸入が増加し、メキシコの自動車セクターは米国でのシェアが上昇しているとした。
一方で、米中通商紛争を巡る先行き不透明さによる企業景況感への悪影響が先進国の労働市場に波及し始めており、メキシコへの追い風が止む可能性もあると警告。USMCAは来年の米大統領選に向けて米議会が批准を見送れば発効に向けたプロセスの機運が失われ、見通しを悪化させる恐れがあるとした。
メキシコ中銀はハト派的な姿勢を維持し、政策金利をさらに引き下げる見込み。予想中央値でみると、7.75%の政策金利は年末までに7.5%に引き下げられ、2020年末にはさらに6.75%に下がと予想されている。

(大統領の支持率)
就任当時は80%を超えていたが現在は60%台。世界の水準から見るとまだ高い。低下の原因は緊縮政策で景気が減速していること。従って政府は景気刺激策も小出しだが打ち出し始めている。

(最近の経済指標 来週はGDP)
10月の中旬のインフレは3.01%で中銀の目標通り安定してきている
8月経済活動指数は前年比0.9%低下で7月の0.3%上昇から悪化した
本日、10月25日は8月小売売上(7月は前年比2.1%増、予想は1.8%増)
来週は9月貿易収支や3Q・GDP(予想は前年比0.4%増)

テクニカル分析

引き続きボリバン上限で足踏み

日足、ボリバン上限で足踏み続く。10月3日-10日の上昇ラインがサポート。ボリバン下限下抜きから急上昇。雲の上、20日線越え、5日線上向き。
週足。9月30日週の長い下ヒゲで反発。9月23日週-30日週の下降ラインを上抜く。
9月30日-10月7日週の上昇ラインがサポート。週のボリバン上限は5.8あたり
月足。ボリバン下限下抜きから戻す。19年8月-9月の下降ラインを上抜く。19年8月-9月の上昇ラインがサポート。19年4月-5月の下降ラインも上抜く。18年9月-19年4月の下降ラインが上値抵抗。
年足。16年-18年の上昇ラインを下抜くも再び上抜き返す。14年-15年の下降ラインが上値抵抗。陽転。

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VAMOS MEXICO

イライラ トランプ大統領

トランプ米大統領は10月22日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定、USMCAの議会批准を巡って、民主党のペロシ下院議長が時間をかけ過ぎていると非難した。 トランプ氏はツイッターで「ナーバス(いらいら)ペロシがUSMCAで早急に対応しないことにあきれている。民主党議員らは協定に賛成しているのに、彼女がなぜ与野党による投票を容認しないのか分からない。時間がかかり過ぎだ!」と述べた。 ペロシ氏側からのコメントは得られていない。

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