「ドル/円、109円の壁に挑む」 外為トゥデイ 2019年10月29日号

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(1)
トゥスク欧州連合(EU)大統領は「EU加盟27カ国は英国の要請を受け入れ、離脱期限を2020年1月31日に延期しつつ離脱を柔軟に認める事で合意した」とツイート。

(2)
トランプ米大統領は「中国との合意署名に関して予定より早く進んでいる」と述べて、中国との通商協議「第1段階」について11月の首脳会談での合意署名は可能との見解を改めて示した。これを受けて対ドルや対豪ドルを中心に円売りが優勢となった。

(3)
②のトランプ米大統領発言を受けてS&P500が史上最高値を更新するなどリスク・オンの流れが強まった。米長期金利も上昇する中、ドル/円は8月1日以来約3カ月ぶりに109円台を回復。クロス円も豪ドル/円を中心に上昇した。

(4)
英議会は、ジョンソン首相が提出した早期総選挙の実施を求める動議を採決。可決に必要な3分の2の賛成票を獲得できずに動議は否決された。

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ドル/円の見通し

昨日のドル/円はNY市場で買いが強まり、約3カ月ぶりに一時109円台に乗せるなど堅調に推移。米中通商協議に対する楽観的な見方が広がり米株高・米債安が進むリスク・オンの展開となった。本日の東京市場では、日本株の上昇が見込まれる中、200日移動平均線が通る109.06円前後を突破できれば、8月高値の109.32円前後を目指した続伸も期待できよう。ただ、本日は10月末スポット応答日とあって、本邦輸出企業のドル売りニーズも根強そうだ。

また、本日から明日にかけて満期を迎える109.00円を行使価格とする多額のオプションが値動きを抑制する可能性もある。米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を明日に控えているだけに、追加材料がなければ上値追いのムードは高まりにくいと考えられる。

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