南ア中間予算方針と格付け見直しに注目 注目の高金利通貨 南アフリカランド/円 10月30日号

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南アフリカランド/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

☆米中摩擦の懸念和らぐ
・米株史上最高値
・南ア失業率悪化

足元の南アフリカランド/円は一時3カ月ぶり高値へ上昇も伸び悩む

米中通商問題が第1段階で合意間近との楽観的な見方が広がる中、ランド高・円安が進行しており、28日には8月1日以来の7.50円台を回復。
なお、この日は米国の株価指数S&P500が史上最高値を更新するなど、市場はリスク選好に傾きました。
ただ、29日には南ア7-9月期失業率が29.1%に上昇し、少なくともここ10年間で最悪となった事から、ランド/円は一時7.30円台に下落。
その後はやや持ち直して30日の東京市場では7.42-44円台で推移しています。

目先の南アフリカランド/円の注目ポイントは中間予算方針と格付け見直し

南アフリカ財務省は30日に中期予算方針を発表します。
2月に発表した今年度の予算案では、財政赤字目標をGDP比4.5%としていましたが、国営電力会社エスコムの救済などで達成は不可能な状況です。
そこで今回は、赤字目標を引き上げざるを得ませんが、一部では6.05%まで引き上げられるとの予想が出ています。
予想以上の目標引き上げ=財政赤字拡大はランド売り材料となるため要注意です。
その他、1日にはこの予算方針も踏まえた上で、大手格付け会社ムーディーズが格付けの見直しを発表する予定です。
大手3社の中で南ア国債を投資適格としているのはムーディーズだけで、もし「不適格級」に引き下げられれば、投資資金流出への懸念が高まる可能性があります。

来週までの南アフリカランド/円の見通し

予想レンジ
7.125~7.600円
基調
下値警戒

来週までの注目ポイント

☆10/30 南ア財務省中期予算方針
☆11/1 ムーディーズ、南ア国債格付け見直し

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