2019年11月1日
【ドル/円】：上値の重い展開。押しは一旦買い場。
ドル/円は108.50-60の抵抗を守り切れずに終えています。日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がる可能性がありますが、短期トレンドの変化が確認できないので押しは一旦買い場となる可能性も高いと見ます。一方で上値も、109円台の週足、月足の抵抗を上抜けられずに押し戻されており、戻り天井を確認した可能性が生じています。目先のドル買いは浅い利食いを着実に。短期トレンドは107.00割れでニュートラルな状態に戻しますが、106.50割れで終えるか、値動きの中で106.00割れを見ない限り、急落にも繋がり難い状態です。 ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か、107.70-80で軽く押し目買い。この場合の損切りは浅い場合で107.30、深い場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻す106.90に置く必要があります。ドル売りは108.60～108.80ゾーンで戻り売り。損切りは109.30で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は108.70-80、109.00-10に、下値抵抗は107.60-70、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は陰線引けとなり、下値リスクがやや高い形の陰線ですが、下値抵抗も守っており、上下の抵抗にぶつかって揉み合いとなる可能性があります。損切りは付いていませんが、直近の日足が下値リスクの高いものであることから、買いは1日様子見です。売りも様子見か121.10-20の戻りがあれば売り向かい。損切りは121.60で撤退です。強い下値抵抗は119.20-30にあります。短期トレンドは119円割れでニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは寄せ線で終え、上値を追い切れずに終えていますが、下値を切り上げる流れを維持しているので押し目買い方針継続とします。買いは1.1120-30で押し目買い。損切りは1.1070で一旦撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗が1.1190-00、1.1230-40に、下値抵抗は1.1080-90にあります。短期トレンドは1.0950割れで終えない限り変化しません。
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