「米中協議への楽観でリスク・オン」 外為トゥデイ 2019年11月5日号

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(1)
ロス米商務長官は訪問先のバンコクで李中国首相と会談。ロス長官はこれに先立ち、前日のメディアインタビューで、米中通商協議の第1段階について、「良好で順調に進捗している」と発言。また、米企業による中国通信機器大手ファーウェイへの部品販売ライセンスの付与について「近く行われる」と明言した。

(2)
独10月製造業PMI・改定値が42.1と予想および速報値(41.9)を上回ったのに続き、ユーロ圏10月製造業PMI・改定値も45.9と予想および速報値(45.7)を上回った。

(3)
NYダウ平均など米国の主要株価指数が揃って史上最高値を更新した事などを背景に米長期金利が上昇する中、ドルが買われるとドル/円は108.60円台に上伸。一方、クロス円はストレートドルの下落圧力(ドル高圧力)が重しとなり弱含んだ。

(4)
英ブレグジット党が12月の総選挙に向けて英国全土で候補者を擁立する方針を固めた事から、ジョンソン英首相率いる与党保守党と票を喰い合い、結果的に保守党が議席を減らす可能性があるとの見方が広がった。

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ドル/円の見通し

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。米中通商協議が月内にも第1段階の合意に至るとの楽観的な見方が広がる中、欧米株の上昇とともに108.60円台まで上値を伸ばした。米国のロス商務長官は3日、米企業による中国通信機器大手ファーウェイへの部品販売ライセンスの付与について「近く行われる」と明言。4日には訪問先のバンコクで中国の李首相と会談した。

こうした中、本日のドル/円は米中通商協議の進展期待で下値リスクは限定されよう。昨日は米国株の主要3指数が揃って史上最高値を更新しており、祝日明けの日経平均株価も年初来高値の更新が見込まれている。「リスク・オン」の流れが強まれば、改めて200日移動平均線が通る109.00円台に挑む展開となりそうだ。

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