「南アランド/円が大幅下落」変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング

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外為どっとコムの取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップ」「取引量」をランキング表示した。

集計期間:
2019年10月28日から11月1日の営業日

変動率ランキング
スワップポイントランキング
取引量ランキング

変動率ランキング

集計対象の30通貨ペアの中で最も値動きがあったのは南アランド/円だった。変動率は5.5%で、2位の豪ドル/カナダドルの2.41%と比べ2倍以上の変動率となった。

集計期間中、大手格付け会社Moody'sによる南アの格下げリスクが意識され南アランド/円は10月30日に大きく下落。予定されていた格付けが、「投資適格」にとどまるか「投資不適格」となるかの境目だったことから注目されていた。日本時間の土曜早朝に発表された内容は、見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更しながらも、「投資適格」からの変更は無かった。週明け月曜日、南アランド/円は窓を開けての上昇となっている。

3位にはメキシコペソ/円が入った。10月31日に「中国、トランプ政権との長期の貿易合意到達を疑問視」との報道で米中通商協議への懸念が再燃し円が全面的に上昇。豪ドルのほか、メキシコペソ/円も大きく下落した。

前回の集計週で変動率上位をしめたトルコリラだが、今回はトルコリラ/円の10位が最高位で、全体におとなしかった。シリアへの軍事行動が収まる中、米下院がトルコへの制裁決議を賛成多数で可決させた。仮に米上院でも2/3以上の多数で可決となればトルコ政府高官の米国入国禁止、一部のトルコ国営銀行への取引制限、 トルコ軍への資金や武器提供の禁止など多岐にわたる項目が発動されることになる。これらの報道がある中、トルコリラに目立った変動は起きていない。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアの中で5通貨ペアだった。その内3%以上の変動幅を記録したのは1つ。また1%未満の通貨ペアは6つと、前週に比べると若干変動率は上昇したものの、引き続き動意のない相場だった。

米ドル/円相場は、1.29%の変動率で18位。期間中、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通りに政策金利の誘導レンジを1.50-1.75%に25bp(0.25%)引き下げた。発表された声明文言を前回から修正し追加利下げの見送りを示唆しつつ、今後の政策決定はデータ重視する姿勢を示した。パウエルFRB議長は定例会見で「利上げには著しいインフレ上昇が必要になる」と述べドル/円は109.28円前後まで急伸したのち108.72円前後まで急反落する「往って来い」の展開となった。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 ZAR/JPY 5.50% 7.501 7.11
2 AUD/CAD 2.41% 0.91185 0.8904
3 MXN/JPY 2.16% 5.724 5.603
3 RUB/JPY 2.16% 1.706 1.67
5 CAD/JPY 2.01% 83.547 81.897
6 NZD/USD 1.95% 0.64559 0.63325
7 NOK/JPY 1.79% 11.902 11.693
8 AUD/USD 1.75% 0.69293 0.68104
9 AUD/JPY 1.65% 75.292 74.071
10 TRY/JPY 1.57% 19.093 18.797
11 SEK/JPY 1.45% 11.317 11.155
12 USD/TRY 1.43% 5.7732 5.6918
13 EUR/TRY 1.36% 6.4133 6.3272
14 NZD/JPY 1.35% 69.88 68.946
15 HKD/JPY 1.33% 13.93 13.747
16 GBP/USD 1.32% 1.29755 1.28059
17 EUR/NZD 1.30% 1.75162 1.72913
18 USD/JPY 1.29% 109.284 107.889
18 USD/CAD 1.29% 1.32091 1.30414
20 USD/CHF 1.21% 0.99694 0.98503
21 CNH/JPY 1.15% 15.47 15.294
22 GBP/AUD 1.11% 1.88559 1.86496
23 AUD/NZD 1.03% 1.08237 1.07138
24 GBP/JPY 1.00% 140.687 139.297
25 SGD/JPY 0.99% 80.074 79.29
25 EUR/AUD 0.99% 1.62717 1.61124
27 EUR/JPY 0.98% 121.465 120.285
28 CHF/JPY 0.96% 110.189 109.136
29 EUR/USD 0.92% 1.11754 1.10734
30 EUR/GBP 0.66% 0.86516 0.85949

 

スワップポイントランキング

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ユーロ/トルコリラ、米ドル/トルコリラが上位を占めており、先週から変化は無かった。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 EUR/TRY 2411 49,000
2 USD/TRY 1229 44,000
3 MXN/JPY 840 30,000
4 ZAR/JPY 760 30,000
5 RUB/JPY 700 170,000
5 CNH/JPY 700 70,000
7 USD/CHF 513 44,000
8 EUR/USD 484 49,000
9 HKD/JPY 420 60,000
10 USD/JPY 416 44,000
11 TRY/JPY 335 8,000
12 EUR/NZD 307 49,000
13 SGD/JPY 280 32,000
14 GBP/USD 274 57,000
15 EUR/AUD 266 49,000
16 NZD/USD 264 28,000
17 EUR/GBP 210 49,000
18 GBP/JPY 200 57,000
19 CAD/JPY 175 34,000
20 AUD/JPY 113 31,000
21 AUD/USD 112 31,000
22 CHF/JPY 70 45,000
22 NOK/JPY 70 50,000
22 NZD/JPY 70 28,000
25 USD/CAD 28 44,000
25 GBP/AUD 28 57,000
27 EUR/JPY 7 49,000
28 AUD/CAD 0 31,000
28 AUD/NZD 0 31,000
28 SEK/JPY 0 50,000

 

取引量ランキング

期間中の取引量ランキングは、前回2位のポンド/円は順位を守ったが、前回3位のポンド/米ドルが6位にダウン。前回の変動率が6位だっただけに、今回の16位への大きな後退は、取引量減に響いたようだ。逆に、変動率2位となった豪ドル/カナダドルは、取引量で前回29位から今回21位へ大きくランクアップしている。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 GBP/JPY 2
3 AUD/JPY 4
4 EUR/JPY 5
5 MXN/JPY 6
6 GBP/USD 3
7 EUR/USD 7
8 TRY/JPY 8
9 ZAR/JPY 9
10 NZD/JPY 10
11 AUD/USD 12
12 GBP/AUD 11
13 CAD/JPY 15
14 CNH/JPY 13
15 EUR/GBP 16
16 EUR/AUD 14
17 USD/CAD 18
18 NZD/USD 17
19 AUD/NZD 20
20 CHF/JPY 19
21 AUD/CAD 29
22 USD/CHF 21
23 EUR/NZD 25
24 EUR/TRY 22
25 NOK/JPY 27
26 USD/TRY 24
27 HKD/JPY 26
28 SEK/JPY 23
29 SGD/JPY 28

 

まとめ

この集計週は、南アランドの下落が目立つこととなった。

今後のポイントだが、前述の通り米国によるトルコへの制裁決議には注目だ。仮にトランプ米大統領が制裁に拒否権を発動しても、米両院がそれぞれ2/3以上の多数で再可決すれば法案が成立するためだ。

欧州連合(EU)離脱=Brexitは週内に英議会解散ののち、選挙戦に突入する。新党ブレグジット党が台風の目になるのか、関連報道に注目したい。


■関連情報

【これまでの通貨ペアランキングはこちら】
外為情報ナビ「騰落率」※画面中段
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