ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。強い上値抵抗にも注意。

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ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。強い上値抵抗にも注意。

直近の日足は値幅の小さい寄せ線に終わり、上下の抵抗を攻め切れずに終えている。下値を切り上げる流れを守っており、短期トレンドは“ドル強気”の流れに変化ないが、109.40~109.80ゾーンに強い上値抵抗が控えていることや、個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、ドル急伸にも繋がり難く、小反落を繰り返しながら上値余地を探る動きが継続しよう。但し、108.00割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが高くなるのでドル買いは一旦撤退して様子を見た方が良さそうだ。さらに可能性がまだ低いと見るが、106.50割れの越週か106円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。逆に109.80超えで終えるか110.00-10の抵抗をクリアした場合は111.00~111.40近辺まで上値余地が拡がり易くなる。この場合でも長期トレンドがまだ弱く、ドル急伸にも繋がり難いと見られる。日足の上値抵抗は109.30-40、109.70-80、111.00-10に、下値抵抗は108.70-80、108.00-10、107.00-10にある。21日、120日移動平均線は108.70と107.77に位置しており、短期トレンドをサポートしている。また、200日線も109.03にあり若干上抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。 一方直近の週足は寄り付き安値の陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げているが、上昇余力の強いものではないため、109.60-70の週足の抵抗を上抜け切れない可能性にも注意する必要がある。一方で下値も、108.10-20に週足の抵抗があり、これを割り込んで越週するか、日足が108円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態にある。短期トレンドは“ドル強気”の流れを維持しているが、108円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、107円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻して今後のドルの戻り余地が限られ易くなる。この場合でも106.50割れで越週するか、日足が106円割れで終えない限り、ドル急落にも繋がり難い。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は109.60-70、110.40-50に、下値抵抗は108.10-20、107.00-10、106.50-60にある。31週移動平均線は、108.37に位置しており、短期トレンドをサポートしているが、62週線は109.95に位置しており、上値を抑え込んだ状態にあり、中期トレンドは“ドル弱気”の流れから抜け出していない。 今週の戦略は、ドル買いは108.70-80で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する107.90で撤退。売りは109.30-40で戻り売り。損切りは浅い場合で109.90、深い場合は110.10で撤退。 上値は、109.30-40に軽い抵抗が、109.50-60、109.80-90に強い抵抗があるが、109.80超えで越週するか日足が110円台で終えた場合は、110.40-50の抵抗をクリアしつつ111.00-10超えにある中期的な抵抗をトライする動きが強まり易くなる。下値は、109.00-10に軽い抵抗が、108.70-80にやや強い抵抗があるが、全て下抜けて108.50割れを見た場合は108.00.~108.20ゾーンにある一段と強い抵抗をトライする動きへ。108円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、107.50-60、107.20-30、106.90-00の抵抗を全て下抜けた場合は短期トレンドが変化して106.50-60以下にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。106円割れで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/03/07~2019/11/08(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/09/23~2019/11/08(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロやや強気”を維持。119円割れで“ニュートラル”に変化。

直近の日足は小陰線で終え121円台の壁を越えられずに終えている。上値を緩やかに切り下げており、上値の重い感は否めないが、120.00-10の浅い抵抗も下抜けておらず、反発に転ずる可能性を残した状態にある。一方で121.00超えの上値抵抗に再三ぶつかっており、121.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けるか、121.50-60の抵抗をクリアしない限り、上値余地もまだ拡がり難い状態にある。高値圏での揉み合い状態が続いており、エネルギーが蓄積されつつあることから、一方向へ動き出す可能性に注意したい。短期トレンドは119円割れで“ニュートラル”な状態に戻して足元を固め直す動きが強まり易くなるが、118.00-10以下に強い下値抵抗が控えており、116.50割れで終えるか116.00割れを見ない限り、急落にも繋がり難い。日足の上値抵抗は120.70-80、121.00-10、121.50-60に、下値抵抗は120.00-10、119.50-60、119.10-20にある。21日移動平均線は120.64にあり、直近の日足が若干下抜けて終えており、下値リスクが生じているが、120日線は120.02に位置しており、短期サポートとして働いている。しかし、200日線は122.00にあり、中期トレンドがまだ弱い状態にあることを示唆している。 一方直近の週足は実体が小さい陰線引けとなった。単体では下げ余力の強いものではなく、調整下げの範囲内にあるが、3週連続して121円台前半の上値抵抗にぶつかって押し戻されており、上値の重いスタートとなることが予想される。一方で、5手前の寄り付き安値の大陽線が短期トレンドに変化を生じさせており、これを下抜けて(安値117.13)越週しない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態にある。短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れを維持しているが、121.00超えで越週した場合は調整下げが一巡した可能性が高くなり、一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。逆に120円割れで越週した場合は下値リスクが点灯、119円割れを見た場合は短期トレンドが変化して118円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも116.00割れを見ない限り、ユーロ急落にも繋がり難い。今週の週足の上値抵抗は121.00-10、122.50-60に、下値抵抗は119.00-10、118.00-10、117.50-60にある。31週、62週移動平均線は120.90と124.05に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは119.20-30まで引き付けて。損切りは118.80で浅めに一旦撤退。売りは様子見か121.20に損切りを置き、120.60-70で軽く売り向かい。 上値は、120.60-70に軽い抵抗が、121.00-10、121.50-60に強い抵抗があるが、全てクリア出来れば揉み合いを上抜けて一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ弱く、123円超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意する必要がある。下値は、120.00-10にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は119.50-60、119.20-30、119.00-10にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。119円割れを見た場合は短期トレンドが変化して下値余地がさらに拡がり易くなるが118.00±10銭、117.50-60、117.10-20、116.50-60に強い抵抗が控えており、116円割れで終えない限り、押しは再び買い場となる可能性が高い。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/04/22~2019/11/08(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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