若手トレーダーS.Kさんに聞く!(前編)「少額で手堅く勝ち続ける秘訣」

印刷会社に勤務するS.Kさんは、現在29歳の兼業トレーダーです。FXは20歳の大学生時代に始めて、約10年のキャリアを持っています。学生時代から、アルバイトとは別に、古本を転売する「競取り」にチャレンジするなど、労働収入以外にお金を稼ぐ方法がないか考えていたというS.Kさん。長年、赤字にはならなかったものの、大きな利益が出せない日々が続いていましたが、ここ数年は、年間収益300万円超の好成績を収めるようになりました。仕事をしながらでも、良い運用成績を収めるための秘訣や収益を急速に伸ばせた要因について伺いました。

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S.K氏 プロフィール
年齢性別:20代男性
職業:印刷会社勤務
取引歴:約10年
FXの年間収支:300万円超
投資商品:FX

“働く”以外で稼ぐ手段を求め、20歳でFXを始める

PickUp編集部:
印刷会社に勤務されている兼業トレーダーということですが、FXを始めたきっかけを教えてください。
S.Kさん:
母親が株をやっていたんです。投資を始めたのはその影響ですね。ただ、株式は資金がないとできないと思ったので、FXで始めることにしました。最近は母親もFXをやっているようです。お互い「勝った、負けた」という話はしないようにしているので、彼女がいくら稼いでいるのかは不明です。(笑)
PickUp編集部:
始めたのは2009年ですね。
S.Kさん:
当時、私は20歳の大学生でした。アルバイトで貯めた50万円を全額つぎ込んで始めました。
PickUp編集部:
20歳で始めた理由は?
S.Kさん:
数カ月ほどデモトレードをしました。約500万円負けていたんですが、結局、デモだとダメージを受けませんよね。だから、本当のお金でトレードをしてみたいと、ずっと思っていたんです。そこで、20歳になった瞬間に始めることにしました。事前に勉強はしていませんでした。実際にやりながら、わからないことを調べました。
PickUp編集部:
社会人になって働き出す前から、お金を稼ぐことに興味があったんですね。それは何か目標があってのことですか?
S.Kさん:
サラリーマンとして働く以外に、何か「稼ぎ口」がほしいと思っていたからです。

FXの世界へ

PickUp編集部:
大学生の頃からそんなことを考えていたんですか!確かに考える人はいると思いますが、なかなか実行に移すことはできないですよね。投資のために50万円を貯めるなんてすごいですよ。どんなアルバイトをして資金を作ったんですか?
S.Kさん:
当時、私は書店でアルバイトをしていました。そのときに気がついたことなんですが、漫画や雑誌で特典がついているものがあります。ネットオークションを見ると、それに高値がついて売れているんです。そこで私も出品してみました。ただ、結果的にはうまくいかなかったですね。
PickUp編集部:
お金を稼ぐ手段が本からFXになったんですね。
S.Kさん:
本はあまりに売れないし、時間がかかりすぎました。競争相手が増えちゃったので、本は一切やめました。そのあとに始めたのがFXです。

FXをやらない人は他の趣味にお金を使っている

PickUp編集部:
印刷会社にお勤めされたのは、書籍に関連するお仕事がしたかったからですか?
S.Kさん:
いえいえ、そういうわけではなくて、給料がよかったからです。(笑)拘束時間がちょっと長い仕事なんですけれど。
PickUp編集部:
会社の同僚はFXをされているのを知っていますか?
S.Kさん:
知っています。いくら儲かっているかを聞かれることもあります。でも、みんなはFXをやらない代わりに、他のことにお金を使っていて、私は、他のことやらない代わりに、FXにお金を使っているだけだと思うんです。ほかに趣味がないものですから。
PickUp編集部:
FXが趣味なんですね。ところで、S.Kさんはギャンブルをされますか?
S.Kさん:
パチンコを含めて一切しません。 パチンコは、お金を入れた瞬間から、負けになることがわかっています。FXは100円でエントリーして、次の瞬間に99円90銭になったとしても、そのまた次の瞬間には、プラスに戻る可能性があります。そこがギャンブルやパチンコと違う点だと思います。

一晩で50万円を失う

PickUp編集部:
FXを始めた頃は、どんな調子でしたか?
S.Kさん:
最初はチャートを眺め、レートの動きをじっくりと観察した上で始めました。少したった頃に、特に理由はなかったのですが、10ロットを買って、いきなりロスカットを経験しました。朝起きたら、資産50万円がなくなっていたんです。(笑)強制ロスカットされていました。
PickUp編集部:
一生懸命に貯めた50万円が、一晩でなくなったわけですか。FX に対する不信感は生まれなかったのでしょうか。
S.Kさん:
当時は何もわかってなかったので、「減った」という感覚すらありませんでした。
PickUp編集部:
もうFXはやめようと思いませんでしたか?
S.Kさん:
思わなかったです。もし、負けっぱなしのままの強制ロスカットでしたら、やめていたかもしれません。でも、それまでに何度も利益を出していましたから。1日に1ロットずつやって、「1週間で数千円の利益が出せればいいかな」という感じでやっていました。だから、「このまま続けてやれるかな」と思っていました。
PickUp編集部:
強制ロスカットされる直前までは、1ロットで取引をしていたのに、急に10ロットに増やしたのはなぜですか?
S.Kさん:
仕組みやリスクについて、あまり考えていなかったからです。50万円に対して1ロットだと、負けても資産は大してへこまない。10ロットでもリスクは一緒かなと。でも、それは増やした理由にならないですね(笑)。

勝ちパターンをつかんだこの1年

PickUp編集部:
50万円が吹っ飛んでしまった後、改めてFXの勉強をされたんでしょうか?
S.Kさん:
いいえ。そのときはそこまでの考えはありませんでした。ただ「真面目にやろう」とは思いました。勝つためにはどうすればいいのかを考え出したのは、本当に最近のことなんです。
PickUp編集部:
えっ、そうなんですか?
S.Kさん:
大負けした後、ちょっとずつですが利益を出して、資金を増やしていきました。ただ、2013年の年間収支は10万円前後、2014年と15年は20万円に届くか届かないか程度です。利益が増え始めたのは、2018年の6月頃からです。そのときは景気が良くて、失業率も低かった。ロングポジションで利益を出していて、「こうやればいいのか」という感じがつかめたんです。ファンダメンタルズを見ながら、「景気が上向けば、そのまま上がっていくんだ」というイメージが持てました。その頃から、利益が出せるになりました。
PickUp編集部:
取引スタイルは?
S.Kさん:
うーん、“ほぼデイトレ”ですかね。ただ、売買してすぐに利益を確定したり、損切りしたりはあまりしないスタイルです。パソコンではなくて、全部スマホで取引しています。

情報量が多く、動きの少ないドル/円が、自分の取引に合う

PickUp編集部:
取引している通貨は?
S.Kさん:
ドル/円です。一夜にして50万円が飛んだとき、民主党が政権を握っていて、1ドル78円までの円高になった時期でした。相場がめちゃくちゃに動いているときでした。ほかの通貨での取引は考えていません。ドル/円はファンダメンタルズに関する情報量が、圧倒的に多いからです。アメリカ以外の国のニュースを見るとなると、タイムラグもありますし、ツイッターで最新情報が入ってきたとしても、外国語なので翻訳しますが、それが正しいかどうか、ちょっと怪しいですよね。やはり、情報の手に入れやすさ、正確さを考えるとドル/円ということになります。また、新興国の通貨もありますが、値動き大き過ぎて、自分には合わないです。
PickUp編集部:
情報収集の方法は?
S.Kさん:
テレビや新聞などの報道、金融機関が発表するレポートは、よく見るようにしています。

上がるときほど枚数を減らす

PickUp編集部:
始めた頃と今では、取引スタイルは変わりましたか?
S.Kさん:
儲けを大きく出せるようになったのが2018年6月。その頃から資産が増えましたが、そこからドル/円相場は上昇していきました。「順張り」のイメージを持ってやったら、うまく行き始めたんです。
PickUp編集部:
順張りは買い増しをされるんですか?それとも、一回エントリーしたら、クローズするまでは、動かないということですか?
S.Kさん:
買い増ししても10ロットですね。そこまで買い増して、さらに上がるようなら、最初にエントリーしたものを、いったん利益確定します。そこから、徐々に枚数を減らしていきます。天井をつかんじゃって、そのまま逆に損を出しちゃうことが結構あるでしょ。上がれば上がるほど、下がる確率は増えると思うので、上っていくほどに枚数を減らすようにしています。
PickUp編集部:
そうすることでリスクを減らすんですね。その取引スタイルは独学ですか?
S.Kさん:
本を読んで覚えた訳ではありませんから、ほぼ独学ですね。
PickUp編集部:
失敗を重ねながら学んでいったということですね。
S.Kさん:
まだまだ失敗中です。結局、経験則ですよね。FXはお金をいっぱい持っている人が相場を操るわけで、私たちみたいに、少ししか持ってない人は、それについていくことしかできません。欲張りすぎないことが大切だと思っています。

PickUp編集部

PickUp編集部:上昇するドル/円相場で「順張り」することで、収益性を大きく伸ばしたS.Kさん。上昇する相場に合わせて買い増ししても、利益が出ているものから利益を確定し、枚数を減らすことで上手にリスクをコントロールしていました。後半ではS.Kさんの投資哲学をさらに詳しく伺うとともに、休日の過ごし方や今後の目標などについて伺います。

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