「ドル/円、109円前後で小動き」 外為トゥデイ 2019年11月13日号

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(1)
NZ中銀(RBNZ)の調査による2年先の予想インフレ率が低下した事を受けてRBNZの利下げ観測が高まりNZドルが急落。これに連れて豪ドルも一時下落したが、前日から下げが続いていた中国株が午後に入り持ち直すと豪ドルも反発した。

(2)
英10月失業率は3.4%、同失業保険申請件数は3.30万件(前回:3.3%、1.35万件)であった。また7-9月ILO失業率は3.8%と予想(+3.9%)を下回った一方、7-9月週平均賃金は前年比+3.6%に留まり予想(+3.8%)に届かなかった。

(3)
独11月ZEW景況感指数(期待指数)は-2.1と、市場予想(-13.0)を上回り前回(-22.8)から大幅に改善した。しかし、ユーロの反応は限定的で、独長期金利の低下などを重しに弱含みの展開となった。

(4)
トランプ米大統領はNYのエコノミッククラブで講演。「中国との貿易合意は近く実現する可能性」としつつ「中国が取引をしなければ、輸入品に大幅な関税を課す」 などと発言。内容に新味はなかったが、米中首脳会談の場所や日時などの発表を期待していた一部の参加者の失望を誘ったと見られ、小幅に円が買われた。

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ドル/円の見通し

 昨日のドル/円は109円前後で小幅な値動き。注目されていたトランプ米大統領の講演にも米中通商協議に関する新たな発表はなく手がかりを欠く展開。米国株や米債利回りもほぼ横ばいの動きで、市場全体が次なる材料待ちのムードに包まれた。

 本日は、NYタイムに発表される米10月消費者物価指数と、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に注目が集まりそうだ。アジアタイムは、NZ中銀(RBNZ)の政策金利発表や、メガバンクなど日本の有力企業の決算発表も予定されている。また、激化する香港反政府デモの動向なども気になるところだろう。本日のドル/円は、これらの材料を消化しつつ方向感を模索する展開となりそうだ。

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