「ドル/円、米中報道に一喜一憂」 外為トゥデイ 2019年11月19日号

f:id:gaitamesk:20190816133345p:plain

f:id:gaitamesk:20191119092526p:plain

(1)
前週末17日に中国メディアは、米中は16日に「建設的」な閣僚級電話協議を行ったと報じた。また、前週末の英総選挙に絡む世論調査でジョンソン首相率いる保守党のリードが拡大。これらを背景に欧州市場に入るとポンド/円主導で円売りが強まった。

(2)
「中国政府は米国との通商協議に悲観的」とする米メディア記者のツイートをきっかけに円が急上昇。中国政府関係筋の話として、トランプ米大統領が関税撤廃は決まっていないと述べた事で中国は困惑(中国は原則合意したと考えていた)しており、協議はするが弾劾手続きや米国の選挙を理由に待つというのが現在の戦略だ、との事。

(3)
米連邦準備制度理事会(FRB)は、パウエル議長がトランプ大統領とムニューシン財務長官と会談したと発表。その後、トランプ大統領はパウエル議長とマイナス金利やドルについて協議した事を明らかにした。これを受けてドルは小幅に続落した。

f:id:gaitamesk:20191119092553p:plain

ドル/円の見通し

 昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%下落。109.00円台を回復して上昇していたが、米国との通商合意に関する中国当局のムードは悲観的だとする米メディア記者のツイートをきっかけに下げに転じた。さらに、トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長と会談し、マイナス金利やドルについて協議した事が伝わると108.50円台まで弱含んだ。

 ただ、米国株は小幅に続伸して史上最高値を更新。クロス円もドル安の影響で底堅く推移しており、金融市場に悲観ムードは広がっていない。本日も、米中関連のニュースヘッドラインに一喜一憂する展開となりやすいが、市場センチメントが崩れなければドル/円の下値は限定的だろう。注目材料・注目イベントは少ないだけに、主要国の株価動向がカギとなりそうだ。

f:id:gaitamesk:20191119092616p:plain

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資 方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測等は、今後 予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©2019Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. www.gaitamesk.com
●免責事項 本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top