2019年11月19日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。上値抵抗にも注意。
ドル/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、109円台の抵抗を攻めきれない可能性にも注意が必要です。 ドル買いは108.50-60で押し目買い。損切りは107.90で一旦撤退です。損切りが付かない場合でも108.30以下で終えた場合は日足の形状が悪化するのでドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは109.00-10で戻り売り。損切りは109.60で一旦撤退です。 短期トレンドは“ドル強気”の流れを維持していますが、108.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、107.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して106円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に109.50-60の抵抗をクリアして終えた場合は若干上値余地が拡がり易くなりますが、この場合でも110.20-30に週足の抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見られます。 日足の上値抵抗は109.00-10、109.40-50に、下値抵抗は108.40-50、107.50-60、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下値余地が限られる展開。押し目買い方針で。
ユーロ/円は小幅続伸となりましたが、121円台に届いておらず、揉み合いの域を抜け切れていません。119円台の下値は固めた感があるので、買いは119.80-90の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で119.20、深い場合は短期トレンドが変化する118.90に置く必要があります。売りは様子見か121.20に損切りを置くなら120.80-90で軽く売り向かい。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。押し目買い方針で。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなり、下値を切り上げています。強い下値抵抗を守って反発に転じていますが、中期トレンドが弱いので急伸にも繋がり難いと見られます。但し1.1150-60の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は下値リスクが後退します。直近の陽線が上昇余力に欠けるものであることから、買いは1日様子見か、1.1050-60の押し目を軽く試し買い程度に。下値余地を1.1020-30近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0980で撤退です。売りは様子見か1.1180に損切りを置くなら1.1130-40で軽く試し売り程度に。
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