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【ユーロドル】1.10台の膠着から抜け出せるか

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

11月22日(金)ユーロ/ドル

基調
方向感模索

目先の注目材料
・11/22 ラガルドECB総裁講演、独11月製造業PMI、バイトマン独連銀総裁講演
・独長期金利、米長期金利、国際商品価格

1.10台の膠着から抜け出せるか

本日は、日本時間17時半からラガルド欧州中銀(ECB)総裁の講演が予定されている。
11月1日の総裁就任以降、公の場での発言はほとんどなく、今回が実質的に初めての講演となる。
市場には、ラガルド総裁がドラギ前総裁のハト派スタンスを踏襲するとの見方が多いが、多くのECBメンバーがドラギ氏が主導した量的緩和(QE)の再開に異を唱えるなど、ECB内では金融緩和を巡る意見の対立が目立っている。
それだけに、新総裁の舵取りが注目されている。
また、本日はドラギ氏のQE再開に反対したバイトマン独連銀総裁の講演も予定(22時)されており、こちらにも注目しておきたい。
その他、経済指標では17時半に独11月製造業PMIが発表される。
市場予想は42.8。
9月の41.7を底に10月は42.1とやや改善したが、今回も持ち直しの動きが続くと見られている。
ドイツ経済の底入れを示唆する事ができるか注目されよう。
本日のユーロ相場はこれらの材料を消化しながら方向感を模索する展開が見込まれる。
ユーロ/ドルは、20日移動平均と100日移動平均および13週移動平均の中短期の移動平均線が1.10ドル台に集まっており相場の膠着を物語っている。
膠着を打破する糸口となるか本日のイベントに注目したい。

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