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「露ルーブル/円はスワップポイント増 変動率は南アランド/円が首位」変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング

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外為どっとコムの取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2019年11月25日から11月29日の営業日

変動率ランキング
スワップポイント累計ランキング
取引高ランキング

変動率ランキング

集計対象の30通貨ペアの中で最も値動きがあったのは南アランド/円だった。V2だったメキシコペソ/円は一気に8位へダウンとなっている。

集計期間中は、米中貿易協議について、第1段階の貿易合意に『非常に近い』などリスクオンに繋がる報道が多く、これを受けた南アランド/円は週末にかけて上昇基調だった。

3位にはポンド/円が入り、前週の5位から着実に上昇している。期間中は、英総選挙に向けた報道の中で、市場調査会社のYouGovの「MRP」と呼ばれる統計手法の各党の支持率に注目が集まっていた。データサイエンスを活用するという今回の調査結果で、与党保守党が大勝するという結果だった。前回2017年も選挙結果を的確に予想していたとされており、YouGov社の予想をうけポンド相場は上昇して反応した。ポンド/円は現在5月以来の高値を試している。

4位に米ドル/トルコリラがランクイン。トルコはロシアのミサイルシステムS400のレーダー実験を開始し、米議会の制裁議論が進む可能性が出ている。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアの中で1通貨ペアだった。その内3%以上の変動幅を記録したのは無し。また1%未満の通貨ペアは17と、前週からさらに変動がなく、穏やかな推移であった。

米ドル/円相場は、0.97%の変動率で16位。「香港人権・民主主義法案」へトランプ米大統領が署名するなど、両国の貿易交渉に水を差すネガティブな報道があったものの、合意に向けての進展が目立ったこと、また米経済指標が好結果であったことから、米ドル/円は上昇した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 ZAR/JPY 2.13% 7.49 7.334
2 SEK/JPY 1.92% 11.475 11.259
3 GBP/JPY 1.63% 141.844 139.573
4 USD/TRY 1.46% 5.7846 5.7016
5 GBP/AUD 1.37% 1.91522 1.88928
6 NZD/JPY 1.36% 70.527 69.58
7 CNH/JPY 1.34% 15.612 15.406
8 MXN/JPY 1.33% 5.636 5.562
9 EUR/TRY 1.28% 6.3688 6.2884
10 RUB/JPY 1.24% 1.708 1.687
11 CAD/JPY 1.07% 82.513 81.638
12 NOK/JPY 1.04% 11.949 11.826
13 EUR/GBP 1.00% 0.85841 0.8499
14 TRY/JPY 0.98% 19.06 18.875
15 HKD/JPY 0.97% 14.002 13.867
15 USD/JPY 0.97% 109.668 108.611
17 GBP/USD 0.96% 1.29506 1.2827
18 EUR/JPY 0.91% 120.757 119.673
19 CHF/JPY 0.85% 109.714 108.793
20 SGD/JPY 0.84% 80.252 79.583
21 AUD/JPY 0.77% 74.292 73.721
21 EUR/NZD 0.77% 1.72116 1.70808
23 AUD/CAD 0.76% 0.90415 0.8973
24 AUD/NZD 0.72% 1.05983 1.05222
25 AUD/USD 0.66% 0.67987 0.67539
25 NZD/USD 0.66% 0.6436 0.63939
27 USD/CHF 0.65% 1.00228 0.9958
28 EUR/AUD 0.63% 1.63139 1.62117
29 EUR/USD 0.46% 1.10321 1.09812
30 USD/CAD 0.44% 1.33181 1.32594

スワップポイント累計ランキング

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ユーロ/トルコリラ、米ドル/トルコリラが上位を占めており、先週から変化は無かった。3位のロシアルーブル/円は、前週よりもスワップポイント合計が増えている。また4位、5位が入れ替わり、南アランド/円が上昇している。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 EUR/TRY 2769 49,000
2 USD/TRY 1991 44,000
3 RUB/JPY 1750 170,000
4 ZAR/JPY 770 30,000
5 MXN/JPY 740 30,000
6 CNH/JPY 700 70,000
7 USD/CHF 458 44,000
8 EUR/USD 412 49,000
9 TRY/JPY 332 8,000
10 USD/JPY 318 44,000
11 HKD/JPY 300 60,000
12 EUR/NZD 262 49,000
13 EUR/GBP 225 49,000
14 EUR/AUD 206 49,000
15 GBP/JPY 199 57,000
16 GBP/USD 190 57,000
17 CAD/JPY 175 33,000
17 SGD/JPY 175 33,000
19 NZD/USD 173 29,000
20 AUD/USD 113 30,000
21 NZD/JPY 105 29,000
22 AUD/JPY 91 30,000
23 CHF/JPY 70 44,000
23 NOK/JPY 70 50,000
25 EUR/JPY 7 49,000
26 AUD/NZD 0 30,000
26 AUD/CAD 0 30,000
26 SEK/JPY 0 50,000
29 GBP/AUD -31 57,000
30 USD/CAD -73 44,000

取引高ランキング

期間中の取引高ランキングは、上位グループの大きな変化はなく、前回ジャンプアップしていた豪ドル/カナダドルが17位から27位に大幅下落した。前週は、急騰・急落、と値動きが激しい場面が2度あった豪ドル/カナダドルだが、今回の集計週中はじわじわ下落する展開で値動きにメリハリが無かったことが手控えられた原因と思われる。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 GBP/JPY 2
3 AUD/JPY 3
4 MXN/JPY 5
5 EUR/JPY 4
6 EUR/USD 6
7 GBP/USD 7
8 NZD/JPY 9
9 TRY/JPY 8
10 ZAR/JPY 10
11 GBP/AUD 11
12 EUR/GBP 12
13 AUD/USD 13
14 EUR/AUD 15
15 NZD/USD 14
16 CAD/JPY 16
17 CNH/JPY 18
18 CHF/JPY 20
19 USD/CAD 19
20 USD/CHF 21
21 EUR/NZD 24
22 EUR/TRY 23
23 AUD/NZD 25
24 USD/TRY 27
25 RUB/JPY 26
26 HKD/JPY 28
27 AUD/CAD 17
28 SEK/JPY 29
29 NOK/JPY 22
30 SGD/JPY 30

まとめ

この集計週は、南アランド/円のみが2%の変動率で、全体に値動きに乏しい相場となった。

今週の予定として、米国では月初の重要指標発表が続き、金曜日の米雇用統計発表を迎える。雇用統計発表は、来年に向けての利下げの可能性を占う意味で注目だ。

トルコリラに関連し、3日からのNATO首脳会談へトルコのエルドアン大統領の出席が予定されている。先週末の29日、マクロン仏大統領がトルコのシリア軍事行動へ批判していることについて、エルドアン大統領がマクロン大統領を非難し、トルコ・フランス両国首脳の関係に溝ができている。首脳会談がどのような展開となるのか、報道に注意したい。

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