トルコ中銀と米国の対中関税に注目 注目の高金利通貨 トルコリラ/円 12月11日号

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トルコリラ/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

☆トルコがロシア製ミサイルの追加契約作業
・米制裁への懸念
・トルコリラ/円は7週ぶり安値

足元のトルコリラ/円は約7週間ぶりの安値へと軟化

6日には、ロシアとトルコは、ロシア製ミサイルシステムを追加でトルコに納入する契約を進めているとロシア通信社が報じた事などから18.70円台に下落。
米国による制裁が懸念される中、週明けの9日も弱含みの展開が続き、10日には10月23日以来の安値となる18.640円前後まで下落しました。
その後はやや持ち直していますが、11日午前の時点でも18.70円台で上値の重い展開となっています。

目先のトルコリラ/円の注目ポイントはトルコ中銀と米国の対中関税

足元のトルコリラ安については、トルコ中銀の利下げ観測も一因となっているようです。
中銀が12日に発表する政策金利は150bp引き下げられて12.50%になると見込まれています。
たとえ予想通りに利下げされても、トルコの政策金利が相対的に高い状況には変わりありませんが、インフレ率(11月:10.56%)を加味した「実質金利」はもはやそれほど高くない事になります。
今後、仮にインフレ率が再上昇するようだと「実質金利」がマイナスになる可能性も出てくるため、大幅な利下げはリラ売りに繋がる公算です。
エルドアン大統領が利下げ圧力をかけ続ける中、トルコ中銀の判断が注目されています。
その他、15日に米国が発動を予定している対中関税第4弾の取り扱いもトルコリラ/円相場の大きなポイントになりそうです。
いまのところ、発動は延期されるとの見方が優勢ですが、それだけに発動を回避できなかった場合は市場のムードが一気に悪化すると見られ、トルコリラ/円の下落も避けられないでしょう。

来週までのトルコリラ/円の見通し

予想レンジ
18.000~19.200円
基調
波乱含み

来週までの注目ポイント

☆12/12 トルコ中銀政策金利
☆12/15 米国が対中関税を発動予定    

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