「ドル/円、ボラティリティは歴史的低水準に」 外為トゥデイ 2019年12月23日号

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(1)
日本11月消費者物価指数(除生鮮食)は前年比+0.5%と予想通りの伸びとなった。発表元の総務省によると、消費増税の影響を除いた上昇率は+0.2%に留まったとの事。

(2)
英7-9月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.4%、前年比+1.1%にそれぞれ上方修正(速報値:前期比+0.3%、前年比+1.0%)された。

(3)
米7-9月期GDP・確定値は前期比年率+2.1%と予想通りで、改定値と同じだった。内訳の個人消費は+3.2%と改定値および予想(+2.9%)を上回る伸びとなった。

(4)
米11月個人消費支出(PCE)は前月比+0.4%と予想通りの伸びとなり、同個人所得は前月比+0.5%と予想(+0.3%)を上回る伸びとなった。また、米11月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+1.5%、同コアPCEデフレーターは前年比+1.6%と、予想(+1.4%、+1.5%)を上回って上昇した。

(5)
トランプ米大統領が「中国の習近平国家主席と貿易について良い協議ができた」などと発言した事を受けて米国株が続伸する中、円が小幅に売られた。なお、NYダウ平均などの主要指数は、揃って連日の史上最高値更新となった。

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ドル/円の見通し

 20日のドル/円は、終値ベースで約0.1%の小幅高。米7-9月期個人消費・確定値など、堅調な米経済指標を受けてNY市場で僅かにドル買いが優勢となったが、109円台前半を中心に総じて動きは小さかった。通貨オプションの1週間物インプライドボラティリティ(予想変動率)が過去最低の2%台に低下しており、今週のドル/円は動意に乏しい展開が続くとの見方が大勢だ。

 なお、インプライドボラティリティは1カ月物でも過去最低の3%台に低下しており、年末年始にかけてもドル/円相場の膠着が続くと見られている。明日からのクリスマス休暇を前に、本日も小幅な値動きが続く公算が大きい。

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