2019年12月25日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜け切れない状態。
ドル/円は値動きが極端に狭い足で終えています。今日は海外市場が休場のため、値動きの乏しい展開が予想されますが、値動きの収縮が認められるので一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要です。 短期トレンドは“ドル強気”の流れを維持していますが、109.60-70の抵抗を上抜け切れていないので、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。109円割れで終えた場合は108.50-60の抵抗をトライする動きへ。さらに108.00-10の抵抗を下抜けて越週した場合や、値動きの中で107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に110円台で越週した場合は、上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、111.00～111.50ゾーンに、日足、週足、月足ベースで見た強い抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。 今日のドル買いは109.20-30で軽く押し目買い。損切りは108.80で撤退です。売りは109.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で109.80、深い場合は110.10で撤退です。 日足の上値抵抗は109.60-70、109.80-90、111.00-10に、下値抵抗は109.20-30、108.50-60、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。押しは一旦買い場となる可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい寄せ線で終え、121.00-10の下値抵抗をかろうじて守って終えています。上値を切り下げる流れから上抜け切れていませんが、下値抵抗を守っているので、押し目買い方針継続とします。買いは121.00-10で押し目買い。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す120.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は121.50-60に軽い抵抗が、122.00-10、122.40-50にやや強い抵抗があります。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足で終えており、上値を切り下げる流れから抜け出していませんが、下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残した状態です。直近の2手が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要でしょう。買いは1.1070-80で軽く買い狙い。損切りは1.1040で浅めに撤退です。売りは様子見か、1.1160-70の戻り待ちとします。損切りは1.1210で撤退です。短期トレンドは1.0950割れで終えない限り変化しません。
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