2019年12月30日
【ドル/円】：“ドル強気”を維持。上値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が小陰線に終わりましたが、下げ余力の強いものではなく、下値抵抗も守った状態です。一方で値動きの収縮が強まっていることから一方向へ動き出す可能性にも注意が必要でしょう。 日足が110.20超えで終えた場合は上値余地がもう一段拡がり易くなります。この場合でも111.00超えに日足、週足、月足の抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。逆に109.00割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、108.50割れで終えた場合は108.00-10にある日足、週足の抵抗をトライする動きへ。さらに108円割れの越週か、値動きの中で107.50割れを見た場合は、短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日のドル買いは109.40台を軽く買って109.10で浅めに撤退するか、深い場合は108.90で撤退です。ドル売りは109.60-70で戻り売り。損切りは110.10で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は109.70-80、110.10-20、111.00-10に、下値抵抗は109.20-30、108.70-80、108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は続伸。122.40-50の抵抗を上抜け切れずに終えており、上昇余力の強いものではありませんが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。買いは121.60-70の押し目待ちとします。損切りは120.90で撤退です。売りは様子見か123.30に浅い損切りを置くなら122.90-00で軽く試し売り程度に。短期トレンドは120.50割れでニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動きが継続中。
ユーロ/ドルは寄り付き安値の陽線引けとなり、実体ベースを1.1150超えに戻して下値リスクが軽減された形となりました。週足の上値抵抗が1.1210-20にあり、これを上抜け切れていませんが、1.1100近辺の足元を固めた感があるので、急落にも繋がり難いでしょう。買いは1.1120-30で押し目買い。損切りは1.1070で撤退です。売りは様子見か、1.1230に浅い損切りを置くなら1.1190-00で軽く売り向かい。短期トレンドは1.0950割れで終えない限り、変化しません。
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