ドル/円:下値リスクが点灯中。107.50割れで短期トレンドに変化。

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あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

ドル/円:下値リスクが点灯中。107.50割れで短期トレンドに変化。

日足は、5手連続陰線引けとなり上値を切り下げている。個々の陰線の下げ余力は強いものではないが、12月中の上値トライでも109.60-70の上値抵抗に再三ぶつかって揉み合いを下抜けており、この反動で反発余地が限られ易くなっている。日足の形状も悪化しており、109.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難い状態にある。一方で108.00±10銭、107.50-60に強い抵抗が控えており、これらを一気に下抜けるにも無理がありそうだ。但し、108円割れで越週するか、値動きの中で107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して今後のドルも戻り余地が限られ易くなるので注意したい。日足の上値抵抗は108.70-80、109.30-40に、下値抵抗は前述の108.00±10銭、107.50-60、106.60-70にある。21日移動平均線は109.07に位置しており、これを下抜けて、下値リスクが点灯中だが、120日線は108.01にあり、短期サポートとして働く可能性がある。また、200日線は108.67に位置しており、これを下抜け始めているが“ダマシ”となる可能性がある。 しかし、週足を見ると安値圏で引ける陰線引けとなり、この足が、昨年8月に付けた、104.85を起点として下値を切り上げて来た流れから完全に下抜けた位置で終えており、下値リスクが点灯している。また109.60-70にあった週足の上値抵抗にもぶつかっていることや、値動きの収縮からも下抜けており、短期トレンドが変化し始めている。108.00±10銭にやや強い抵抗があり、これを支えとして反発に転ずる可能性を残しているが、週足の形状が悪化しているので、急反発にも繋がり難いと見られる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、108.60-70、109.40-50、109.70-80に、下値抵抗は108.00±10銭、106.80-90、106.00-10にある。31週移動平均線は107.97に位置しており、短期トレンドをサポートしているが、62週線は109.50にあり、これにぶつかった形となっており、下値リスクが高い状態にあることを示している。週足の形状が悪化していることから、下値リスクにより警戒する必要がある。 一方月足を見ると、12月足は小陰線で終えており、単体では下げ余力の強いものではない。しかし、2016年6月のBrexit時に付けた99.02を起点とするサポートラインを下抜けた位置で推移していることに変わりなく、この月足の上値抵抗ポイントである109.50~110.00の抵抗を上抜けておらず、長期トレンドは“ドル弱気”の流れを変えていない。一方下値は、昨年8月の104.85を起点とするサポートラインの下値抵抗が108.50-60にあるが、これを割り込んで越月した場合は、105円方向への一段の下落リスクに要注意。1月足の上値抵抗は109.00~109.50、110.50~111.00に、下値抵抗は108.50-60、105.00-50にある。105円割れで越月した場合は101~102円方向への一段の下落リスクに要注意。31ヶ月、62ヶ月移動平均線は111.04と112.34に位置しており、長期トレンドは“ドル弱気”の流れに変化ない。 今週の戦略は、ドル買いは107.90-00で押し目買い。損切りは107.40で撤退。108.50~108.80ゾーンでの利食いも着実に。損切りが付いた場合は短期トレンドの変化を確認するとともに、今後のドルの反発余地が限られる可能性が高くなる。ドル売りは108.60-70の戻りを軽く売って損切りを109.30に置くか、109.00-10の戻り待ち。この場合の損切りは109.70で撤退。 上値は、108.50-60に軽い抵抗が、108.60-70、108.90-00、109.20-30、109.50-60に強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想される。可能性が低くなったと見るが、109.60超えで終えた場合は日足の形状が改善して再びドルの上値トライの流れに戻す可能性が高くなる。下値は、108.00±10銭、107.60-70に強い抵抗が控えており、一気に下抜けるのは難しいと見るが、107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して今後のドルの反発余地が限られ易くなる。この下の抵抗は107.10-20、106.80-90、106.50-60、106.10-20。

ドル/円【日足】期間:2019/05/02~2020/01/03(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/11/18~2020/01/03(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:下値リスクが点灯中。反発余地が限られる可能性に注意。

日足は4手連続陰線引けとなり上値を急角度で切り下げている。直近の陰線が昨年9月に付けた115.87を起点として下値を切り上げる流れをかろうじて守って終えているが、値動きの中で120.50割れを見て下値リスクが点灯していることや、10/3に付けた117.08を起点とするサポートラインからは実体ベースで下抜けており、短期トレンドが変化し始めている。この日足の下値抵抗は120.20-30にあるが、これを割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して下値余地がさらに拡がり易くなるので注意したい。この場合は118~119円台の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。日足の上値抵抗は、121.10-20、121.70-80、122.00-10に、下値抵抗は120.20-30、119.30-40、118.00-10にある。21日移動平均線は121.32に位置しておりこれを実体ベースで下抜けており、短期トレンドが変化し始めている。120日線は119.66にあり短期サポートとして働く可能性を残しているが、200日線は121.09にあり上値抵抗として働く可能性が生じている。短期トレンドは122.50超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態にある。 一方週足は、前週足から上寄りのスタートとなったが、122.40-50の上値抵抗にぶつかって実体のやや大きい陰線引けとなった。この陰線が9月に付けた115.87を起点として下値を切り上げて来た流れから若干下抜けた位置で終えており、短期トレンドが変化する可能性が生じている。120.00±10銭に週足の横サポートがあり、何度か失敗する可能性があるが、週足の形状が悪化していることから、反発余地が限られ易くなっており、一段の下落リスクにより警戒する必要がある。一方で118.50-60に週足ベースで見た強い下値抵抗が控えており、118円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となることから、118円台からの売りも慎重に臨む必要がありそうだ。今週の週足の上値抵抗は、120.90-00、122.00-10に、下値抵抗は120.00±10銭、118.50-60、117.20-30にある。31週移動平均線は、120.10に位置しており、下値抵抗として働く可能性を残しているが、62週線は122.85に位置しており、これを上抜け切れておらず、中期トレンドが弱い状態にあることを示している。 一方月足を見ると、12月足は小陽線となり上値余地を探る動きに繋げているが、上昇余力の強いものではないことや、2018年2月に付けた137.50を起点として上値を切り下げる流れから上抜けていない。この月足の上値抵抗が124円台に位置していることから、これをしっかり上抜けて越月しない限り、下値リスクは軽減されない。一方下値は、116.50~117.00に月足の横サポートがあるが、これを割り込んで越月するか115円割れで越週した場合は、新たな下げエネルギーを得て110円方向への一段の下落リスクが点灯する。1月足の上値抵抗は124.00~124.50に、下値抵抗は116.50~117.00、114.50~115.00にある。31ヶ月、62ヶ月移動平均線は127.02と126.81に位置しており、両者が収縮していることから、新たな方向へ動き出す可能性に注意する必要がある。 今週の戦略は、ユーロ買いはトレンド変化の可能性が高くなっていることから、今週いっぱい様子見か120.10-20で軽く試し買い。損切りは119.70で浅めに撤退。浅い利食いも着実に。売りは121.10-20で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を121.60-70近辺まで見ておく必要がある。損切りは121.80で撤退。 上値は、120.70-80に軽い抵抗が、121.10-20、121.50-60、121.90-00に強い抵抗があり反発余地が限られる展開が予想されるが、122.40-50の抵抗を日足の実体ベースで上抜けた場合は下値リスクが後退して、上値余地を探る動きが強まり易くなる。この場合でも123~124円台に中期的な上値抵抗が控えており、ユーロ急伸にも繋がり難い。下値は、120.00-10に強い抵抗があるが120円割れを見るか120.20-30の抵抗を下抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して119.60-70、119.30-40、118.80-90、118.40-50、118.00-10、117.60-70、117.20-30にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。116円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/06/17~2020/01/03(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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