2020年1月6日
【ドル/円】：上値の重い展開。107.50-60の下値抵抗にも注意。
ドル/円は5手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。この間に実体ベースで109円割れを見て下値余地が拡がる動きとなっており、日足の形状が悪化しています。日足は109.60超えに実体を戻さない限り、上値余地が限られ易い状態です。週足ベースで見た下値抵抗が108.00±10銭にあり、反発に転ずる可能性を残していますが、107.50割れを見た場合は、短期トレンドが変化して今後のドルの反発余地が限られ易くなります。 日足ベースで見た強い抵抗が107.50-60に控えていることや、12/26に付けた109.68を直近高値としてすでに170ポイントの下落を見ていることから、ここからの下落余地が一旦限られる可能性も高いところです。今日については突っ込み売りにも注意が必要でしょう。 ドル買いは107.50-60で押し目買い。損切りは107.30で浅めに撤退。ドル売りは108.60-70の戻り待ちとします。損切りは109.30で撤退です。 日足の上値抵抗は108.70-80、109.10-20に、下値抵抗は107.50-60、106.90-00にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクが点灯中。
ユーロ/円は4手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。この間に直近の日足が10/3に付けた117.08を起点とする短期的なトレンドラインを割り込んで終えており、下値リスクが点灯しています。現状は9/3に付けた115.87を起点とするサポートラインをかろうじて守っており、小反発の可能性を残していますが、この日足の抵抗が120.20-30にあり、これを割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して下値余地がもう一段拡がり易くなります。買いは1日様子見か120.00-10で軽く試し買い。損切りは119.80で浅めに撤退です。ユーロ売りは121.10-20の戻り待ちとします。損切りは121.80で撤退です。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは2手連続陰線引けとなり、1.1220-30の抵抗を上抜け切れずに反落に転じていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、調整的な押しの範囲内となっています。週足が1.12台乗せに失敗しており、急反発にも繋がり難いと見ますが、直近の陰線が下げ余力の強いものではないので、押し目買い方針継続とします。買いは1.1130-40で押し目買い。損切りは1.1080で撤退です。売りは様子見か1.1260に損切りを置くなら1.1220-30の戻りを待って軽く売り向かい。
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