「ドル/円、200日線が抵抗に」 外為トゥデイ 2020年1月7日号

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(1)
米国とイランの対立激化を懸念したリスク回避の動きで円買いが先行するとドル/円は107.77円前後まで下落して約3カ月ぶりの安値を付けた。しかし、年末年始休暇が明けた本邦勢の押し目買いで下げ渋ると108円台に持ち直した。

(2)
中国12月財新サービス業PMIが52.5と予想(53.2)を下回ると、一時的に豪ドル売りが強まった。

(3)
独11月小売売上高は前月比+2.1%と予想(+1.0%)を大幅に上回る伸びとなった。その後、独12月サービス業PMI・改定値が52.9と速報値(52.0)から上方修正された事もあって、ユーロが強含んだ。なお、ユーロ圏サービス業PMI・改定値も52.8と、速報値(52.4)から上方修正された。

(4)
中東情勢の緊迫化により続落して始まった米国株が上昇に転じると円売りが優勢となった。ドル/円は、米長期金利の上昇もあって108.50円前後まで上伸した。

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ドル/円の見通し

昨日のドル/円は下げ一服。107.77円前後まで下落して約3カ月ぶり安値を付ける場面もあったが、その後は108.50円前後まで持ち直した。NY市場では、米国株が反発するとともに米長期金利が上昇しており、中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の動きはひとまず後退する格好となった。とはいえ、米・イランの緊張がほぐれたわけではない。昨日のNY市場の動きは「あや戻し」と見る事もできそうだ。中東情勢については、引き続きイラン側の報復攻撃などへの警戒が必要な状況であろう。

ドル/円は、中東絡みの追加材料がなければ緩やかな反発が続く可能性はあるが、200日移動平均線が通る108.65円付近では上値が重くなりそうだ。

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