2020年1月9日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。109円台は売り場探しの戦略で。
ドル/円は久々に実体のやや大きい陽線が出ており、この足が108.00近辺の足元を固めた感がります。一方で、109円台半ばに日足、週足ベースで見た強い抵抗が控えており、これらを一気に上抜けるにも無理があると見られます。現状下での可能性がやや低くなったものの、108.00割れで越週するか107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは108.40-50の押し目待ちとします。損切りは107.80で一旦撤退です。ドル売りは109.10-20で売り向かい。損切りは109.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は109.10-20、109.50-60に、下値抵抗は108.40-50、108.00-10、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針変わらず。
ユーロ/円は前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに陽線で終えています。120.40-50の下値抵抗を実体ベースで守っていますが、前日の陰線を上抜け切れておらず反発余地が限られる可能性が高いと見ます。一方で、現状は120.40-50の下値抵抗を守っており突っ込み売りにも注意が必要です。但し120.30以下で終えた場合は下値余地が拡がり易くなります。短期トレンドは122.50超えで終えない限り下値リスクを残した状態です。買いは様子見か120.50-60の押し目待ち。損切りは119.80で撤退です。売りは121.40-50で戻り売り。損切りは121.80で一旦撤退するか、深い場合は122.10で撤退です。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。上値も重い展開続く。
ユーロ/ドルは続落。安値圏で引ける陰線が出ており、単体では下値リスクのやや高いものですが、1.1100-10の下値抵抗をかろうじて守って終えており、反発に転ずる可能性を残しています。但し、日足、週足の形状がやや悪化していることから、1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1日様子見か1.1090-00で軽く押し目買い。損切りは1.1060で浅めに撤退です。売りは様子見か1.1170-80の戻りを待って軽く売り狙い。損切りは1.1220で撤退です。短期トレンドは1.1000割れでニュートラルな状態に戻します。さらに1.0900割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
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