ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。上値抵抗を抜け切れない可能性にも注意。

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ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。上値抵抗を抜け切れない可能性にも注意。

直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなり、下げ余力の強いものではないが、109.60-70の日足の抵抗や、109.70-80の週足の抵抗を上抜け切れずに終えており、週初の上値トライでもこれらを上抜け切れない場合は、一旦押しが入る可能性が高くなる。また、1/8に付けた107.70(安値107.65)から1/10の109.60(高値109.69)まで押し目のないまま190銭の上昇を見ており、短時間でのドル/円の一相場である、180銭~220銭のターゲット圏内に入っていることから、このまま続伸に繋げた場合でも110円台に届かず、一旦押しが入る可能性も高いと見ている。一方で、先週の値動きの中で108.00近辺に日足ベースで見た強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い。日足の上値抵抗は109.60-70、110.20-30、111.00-10に、下値抵抗は108.50-60、108.00-10、107.50-60にある。107.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。21日移動平均線は109.16にありこの上で終えているが、“ダマシ”の範囲内にある。しかし、120日、200日線は108.05と108.61に位置しており、日足の下値抵抗とも重なっており、短期的な下値抵抗として働く可能性が高い。 一方直近の週足は、前週の陰線を陽線で切り返しており、前週の下げ幅を全て取り戻して引けたが、8月に付けた104.85を起点として下値を切り上げてきた流れからは上抜け切れずに越週している。この週足の上値抵抗は109.70-80にある。一方で下値も、108.00±10銭の下値抵抗を守り切って陽線が出ており、これを下抜けて越週するか、107.50割れを見ない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態にある。今週の週足の上値抵抗は前述の109.70-80、110.20-30、111.10-20に、下値抵抗は108.50-60、108.10-20、106.80-90にある。31週移動平均線は108.01にあり、強い下値抵抗として働いているが、62週線は109.44に位置しており、これを上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態にある。 今週の戦略は、ドル買いは108.60-70の押し目待ち。急落した場合の下値余地を108.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは107.80で一旦撤退。売りは109.60-70で戻り売り。損切りは110.30で撤退としたい。 上値は、109.60-70、109.80-90、110.20-30に強い抵抗があるが、これを上抜けて終えた場合は一段と強い抵抗のある111.00-10まで上値余地が拡がり易くなる。このレベルは週足、月足ベースで見た上値抵抗とも重なることから一気に上抜けるにも無理がありそうだ。下値は、109.30-40に軽い抵抗が、109.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合108.60-70、108.40-50、108.00-10にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。短期トレンドがまだ強い状態を保っていることから108円割れで終えるか値動きの中で107.50割れを見ない限り、押しは一旦買い場となろう。

ドル/円【日足】期間:2019/05/09~2020/01/10(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/11/25~2020/01/10(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:下値抵抗を守った状態。上値抵抗にも注意。120.50割れで終えた場合は下値リスク が点灯。

直近の日足は値幅の小さい寄せ線で終えている。下値抵抗を守って反発余地を探る動きに繋げているが、強い上昇エネルギーも感じられないのでユーロ急伸にも繋がり難いとみられる。また、120.50割れで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、118~119円方向への下落に繋がり易くなる。短期トレンドは“ニュートラル”な状態にあるが、122.80超えで終えるか、123.00-10の抵抗をクリアした場合は下値リスクが後退して、一段の上昇に繋がり易くなる。この場合でも124円台前半に週足の上値抵抗が控えており、124.50超えで越週しない限り、“ユーロ強気”に変化しない。日足の上値抵抗は122.00-10、122.40-50、122.70-80に、下値抵抗は121.00-10、120.50-60にある。21日移動平均線は121.53に、200日線は121.00に位置しており、これらを若干上抜けて終えているが、“ダマシ”の範囲内にある。また120日線は119.68にあるが、日足、週足の抵抗とは重なっておらず、強い下値抵抗となり難い。 一方直近の週足を見ると、高値圏で引ける陽線で続落を食い止めているが、前週の下げ幅を取り戻しておらず、122.40-50にある強い抵抗を上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。また、これを上抜けた場合で、2018年2月に付けた137.50を起点とするレジスタンスラインの上値抵抗が124.10-20に位置しており、これをしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクを残すことになる。また、120.40-50にある週足の抵抗を下抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は122.40-50と124.10-20に、下値抵抗は120.40-50、118.10-20にある。31週移動平均線は120.07に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、62週線は122.73に位置しており、これを上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態にある。 今週の戦略は、ユーロ買いは様子見か120.80-90まで引き付けて。損切りは120.00で撤退。ユーロ売りは122.00-10で戻り売り。損切りは、浅い場合で122.60、深い場合は123.10に置く必要がある。 上値は、122.00-10、122.40-50、122.70-80に強い抵抗があるが、122.80超えで終えた場合は、日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなる。この場合でも週足の上値抵抗が124.10-20にあり、これを上抜け越週するまでは下値リスクを残すことになる。下値は121.10-20、120.80-90にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜け、さらに120.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯する。さらに120円割れで終えた場合は、119.60-70、119.10-20、118.80-90、118.10-20にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。118.00以下には強い下値抵抗が控えており、117円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/06/24~2020/01/10(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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