ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。111円が壁となる可能性。

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ドル/円:短期トレンドは“ドル強気”を維持。111円が壁となる可能性。

直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなったが、下げ余力の強いものではないことや、短期トレンドが“ドル強気”の流れを維持しており、週初の下値トライには限りがあろう。但し、日足の下値抵抗である、109.40-50を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなり、108.50~109.00ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも108円割れで越週するか、値動きの中で107.50割れを見ない限り、短期トレンドは変化しない。一方で上値も、110.50-60、111.00-10に日足ベースで見た強い上値抵抗が控えていることからこれらの抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見られる。日足の上値抵抗は前述の110.50-60、111.00-10に、下値抵抗は109.90-00、109.40-50、108.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は、109.29、108.12、108.58に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れに入っている。 一方直近の週足は値幅の小さい陽線引けとなり、単体では上昇余力の強いものではなく、110.20-30の週足の上値抵抗も上抜けきれずに越週しているが、短期トレンドが強い状態に戻しているので、109.40-50の週足の抵抗を下抜けて越週しない限り、下値余地もまだ拡がり難い形となっている。今週も上値余地を探る動きが継続しようが、111.10-20、112.00-10には中・長期的に見ても一段と強い抵抗が控えており、これらを上抜けきれずに反落に転ずる可能性にも注意する必要がある。今週の週足の上値抵抗は110.20-30、111.10-20、112.00-10に、下値抵抗は109.40-50、108.50-60、108.00-10にある。31週移動平均線は108.06に位置しており、強い下値抵抗として働いている。また、62週線も109.38に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性が高い。 今週の戦略は、ドル買いは109.60-70の押し目待ち。損切りは浅い場合で109.20、深い場合は108.90で一旦撤退。これが付いた場合は108.50-60で再度押し目買い。この場合の損切りは107.80で撤退。ドル売りは110.20-30で軽く売り向かい。損切り110.60で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は110.90-00で再度売り狙い。損切りは111.30で浅めに撤退。短期トレンドがまだ強いので、基本戦略は“ドルの押し目買い”方針が有効と見ている。 上値は、110.20-30に軽い抵抗が、110.30-40、110.50-60、110.90-00、111.10-20に強い抵抗が控えており、一気に上抜けるには無理がありそうだ。続伸に繋げた場合でも111円が壁となる可能性が高いと見ている。下値は、110.00-10に軽い抵抗が、109.80-90、109.60-70、109.40-50に強い抵抗が出来ており、下値余地がまだ限られる展開が予想されるが、109.40割れで終えた場合は下値リスクが点灯して、109.00-10、108.60-70、108.40-50、108.00-10にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。可能性がまだ低いと見るが、108.00割れで越週するか値動きの中で107.50割れを見た場合は、短期トレンドが変化して105~106円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/05/16~2020/01/17(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/12/02~2020/01/17(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値抵抗を上抜けきれない状態。120.50割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。

直近の日足は安値圏で引ける陰線引けとなったがが、下げ余力の強いものではないので、週初の下押しには限りがあろう。但し、121.80割れで終えた場合は、日足の形状が若干悪化して、121円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに120.80割れで終えた場合は下値リスクが点灯、120.50割れで終えた場合や、120.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して118~119円台の下値抵抗の強さを再度確認する動きへ。逆に122.80-90の抵抗を上抜けて終えた場合は、上値余地がもう一段拡がり易くなるが、この場合でも、中期トレンドが弱いことや、124.00-10に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて越週しない限り、上値余地もまだ拡がり難い。日足の上値抵抗は122.70-80、123.30-40、124.20-30に、下値抵抗は、121.90-00、121.10-20、120.70-80にある。21日、120日、200日移動平均線は121.67、119.76、120.92に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、120.50割れで終えた場合は下値リスクが高くなる。  一方週足を見ると、2手連続陽線引けとなり下値を切り上げつつ上値余地を探る動きが継続中だが、直近の陽線が上昇余力の強いものではないことや、週足の上値抵抗が123.40-50、124.00-10に控えており、これらを上抜けきれない可能性にも注意する必要がある。一方で、昨年9月に付けた115.87を起点として下値を切り上げる流れを維持しており、この週足の下値抵抗が120.50-60に位置していることから、120.50割れで越週しない限り、短期トレンドは変化しない。今週の週足の上値抵抗は前述の123.40-50、124.00-10に、下値抵抗は120.50-60、120.00-10、118.20-30にある。31週移動平均線は120.09にあり、強い下値抵抗として働く可能性があるが、62週線は122.62に位置しており、先週の上値トライでもこれを上抜けきれずに越週しており、下値リスクを残した状態にある。 今週の戦略は、ユーロ買いは121.20-30の押し目待ち。損切りは下値リスクが高くなる、120.40で一旦撤退。売りは122.70-80で軽く戻り売り。損切りは浅い場合で123.10、深い場合は123.50に置く必要がある。 上値は、122.40-50に軽い抵抗が、122.70-80にやや強い抵抗があるが、これを上抜けて終えた場合は、123.00-10、123.30-40、123.70-80、124.20-30にある抵抗をどこまでクリアできるかトライする動きへ。この場合でも日足、週足ベースで見た強い抵抗が124.00~124.30ゾーンにあり、124.30超えで越週しない限り、上値余地も拡がり難い。下値は、121.90-00にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は121.50-60、121.10-20、120.70-80にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。120.70割れで終えた場合は下値リスクが点灯、120.50割れで終えるか、値動きの中で120.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。

(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/07/01~2020/01/17(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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