2020年1月20日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が値幅の小さい陰線引けとなりましたが、下げ余力の強いものではないので、今日の下値攻めにも限りがあると見られます。一方で上値も、110.20-30の週足の上値抵抗を上抜けきれずに越週したことや、日足の上値抵抗が110.50-60にあること、さらにこれを上抜けた場合でも111.00-10に日足の抵抗が、111.10-20に週足の上値抵抗が控えており、今週中の上値トライでもこれらが大きな壁となる可能性も高いと見られます。一方下値は、109.50-60に日足の抵抗が、109.40-50に週足の下値抵抗があり、109.40以下で終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは109.80-90の浅い押し目を拾って109.30で撤退するか、109.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは108.90で撤退です。短期トレンドは108円割れで越週するか、107.50割れを見ない限り変化しません。 日足の上値抵抗は110.50-60、111.00-10に、下値抵抗は109.70-80、109.50-60、109.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗を抜けきれない状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は反落。単体では下げ余力の強いものではありませんが、122.70-80の日足の上値抵抗を上抜け切れずに反落しており、足元を固め直す動きが強まってもおかしくありません。買いは1日様子見か121.20-30の押し目があれば買い狙い。損切りは120.40で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。120.50割れで越週するか、120.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。1.1100-10の下値抵抗を守り切れずに終えており、下値リスクがやや高い状態です。1.1000-10に週足の下値抵抗があり、これを割り込んで越週しない限り、短期トレンドは変化しませんが、日足の形状が悪化しており、もう一段押す可能性が生じているので、買いは1日様子見か1.1050-60で押し目買い。損切りは1.0990で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。1.1000割れで越週するか、1.0900割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
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