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【豪ドル円】新型ウィルスと豪雇用統計に対する市場反応は?

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月22日(水)豪ドル/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・1/22 WHO緊急会合
・1/23 豪12月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格

新型ウィルスと豪雇用統計に対する市場反応は?

豪ドル/円は、今朝方に一時75.00円台まで下落して今月10日以来の安値を付ける場面があった。
中国で発生した新型肺炎の感染が米国にまで拡大した事で「パンデミック・リスク」が意識された。
ただ、売り一巡後はアジア市場の落ち着きとともに75.30円台まで値を戻している。
過去のSARS発生時などに比べると、中国政府が感染拡大の防止に本腰を入れている事や、現時点では致死率が低い事などから、市場の不安は抑制されているようだ。
欧米市場も落ち着きを取り戻すようなら豪ドル/円の下値は堅そうだ。
なお、世界保健機関(WHO)は本日緊急会合を開き、新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当するかどうか判断する模様。
ただ、市場がある程度落ち着いたとしても豪ドル/円の上値は重いままだろう。
市場には豪中銀(RBA)が2月4日の理事会で利下げに動くとの観測がくすぶっており、明朝には利下げの判断材料になり得る豪12月雇用統計発表が控えている。
主な項目の市場予想は新規雇用者数が1.00万人増(前回3.99万人増)、失業率は5.2%(前回5.2%)などとなっている。
大規模森林火災の影響なども気になるところで、予想外の新規雇用者数の減少や失業率の上昇は利下げ観測を強める可能性が高い。
豪ドル/円が76円台を回復するためには、「パンデミック・リスク」と「利下げ観測」の2つが揃って後退する必要がありそうだ。

「為替チャート|豪ドル/円(JPY)|日足」はこちら