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【ポンド円】定まりきれない英利下げ観測

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月24日(金)ポンド/円

基調
方向感模索

目先の注目材料
・1/24 英1月製造業PMI、英1月サービス業PMI、ハスケル英MPC委員講演
・主要国株価、国際商品価格

定まりきれない英利下げ観測

足元のポンド/円は、143~144円台で方向感が定まらない展開となっている。
今年に入り、俄かに浮上した英中銀(BOE)の利下げ観測を巡り、市場の見方が定まらない事が原因と見られる。
現状、英政策金利先物が織り込む利下げ確率は6割程度であり、市場は利下げの有無を見定め切れないでいる。
先週発表された英12月消費者物価指数や英12月小売売上高が軟調だった一方、今週発表された英9-11月雇用関連統計が良好だった事も市場の気迷いの一因だろう。
そうした中、本日は利下げの確度を測る上で、英1月購買担当者景気指数(PMI)に注目したい。
市場予想は、製造業PMIが48.8、サービス業PMIは51.1となっており、いずれも前回から上昇する見込みとなっている(前回47.5、50.0)。
足元のポンド/円は、昨年12月総選挙後の下げ幅(147.95円前後から140.80円前後へ)の半値戻し水準(144.38円前後)を越えると上値が重い一方、20日移動平均線付近(執筆時143.16円前後)ではサポートされている。
来週30日のBOE金融政策委員会(MPC)に向けて、利下げ観測が高まれば下方向へブレイクする公算が大きい一方、利下げ観測が後退すれば上方ブレイクする可能性もある。
なお、本日は世界経済フォーラム(ダボス会議)のパネルディスカッションに登壇するハスケル英MPC委員の発言も注目される。

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