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新型肺炎への投資リスクの取り方、再開した香港市場は下落

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総括

新型肺炎への投資リスクの取り方、再開した香港市場は下落

(今週=政府版製造業・非製造業PMI)

予想レンジ 人民元/円 15.0-16.0

(ポイント)
*WHOが本日、新型肺炎について判断
*新型肺炎で習国家主席とWHOが会談
*再開した香港市場は大幅下落
*明日31日は政府版製造業PMIの発表
*中国へのリスクをとるポイントは
*年初の人民元や株価の上昇が新型肺炎で反落
*2020年はGDP倍増目標の達成年
*香港は格下げ
*19年対米貿易は輸出入ともに減少
*米国は中国の為替操作国の認定解除
*中国GDPが100兆元へ近づく
*中国は米国以外への経済外交を積極的に進めている
*中国は通貨バスケット制に基づき元を変動させる.
*全人代のCPI上昇目標は3% 

(香港市場は再開、大幅下落)
 休場明け29日の香港株式市場でハンセン指数は大幅に反落。終値は前営業日比2.82%安の27160.63ポイントだった。中国企業指数は3.26%安の10618.72ポイント。
 ハンセン指数はほぼ終日、全面安で推移し、終値は2019年12月12日以来1カ月半ぶりの安値圏だ。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が収束する兆しが見えないなか、春節(旧正月)に伴う連休中に世界の主要株式相場が下落し、香港市場でも運用リスク回避の売りが膨らんだ。香港政府は28日、感染拡大を防ぐため中国本土との人の往来を制限する措置を発表。観光や小売り、運輸を中心に香港と中国本土の経済が受ける打撃が警戒された。

(1月製造業PMI、50.0に悪化か)
 ロイター調査によると、中国国家統計局が1月31日発表する1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.0と、12月の50.2から低下する見通し。これまで2カ月間、拡大・縮小の節目となる50を小幅に上回っていたが、もともと鈍化していた経済に新型肺炎が追い打ちをかける中、1月は拡大も縮小もしない中立水準に悪化するとみられる。
非製造業PMIも発表されるが、こちらのほうが新型肺炎の影響をより如実に反映するかもしれない。感染を恐れる人々が混雑した場所を敬遠し、店舗やレストラン、映画館の売り上げが落ちる可能性がある。

(WHOが本日対応、遅い?)
世界保健機関(WHO)は、感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎について、日本やドイツ、ベトナムで確認されている人から人への感染は懸念とし、30日に開く緊急会合で国際的な緊急事態と判断するかどうかを検討すると発表した。

(新型肺炎の影響)
 コロナウイルス新型肺炎が2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)よりも早期に封じ込められたとしても、経済への影響は少なくとも同程度になるのではないかと指摘されている。SARSでは、最も深刻であった四半期に成長率を3%ポイント押し下げたと試算されている。

(私の中国へのリスクの取り方)
中国復活の兆しは?1月28日にはWHOと習国家主席の会談があった。それも一つの良い兆し、私は「格付け見直し」がカギと思っている。格付け判断を下すときは事態が把握され、データが揃っている。問題点を把握すれば解決へ努力できる。格下げがどうかというより格付けの時期が重要だ。8年前のギリシャ危機も同じで格下げ後、ギリシャは後戻りすることなく回復した。

(習国家主席がWHO事務局長と会談)
中国の習近平国家主席は1月28日、訪中した世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と会談し、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について国際協力の強化を表明すると同時に、WHOと国際社会の冷静で客観的な判断を信じていると語り、新型肺炎の封じ込めに自信を示した。
 テドロス事務局長は習主席と感染が拡大している地域の住民と居住外国人の健康を守る方法について協議。武漢から自国民を退避させる国が相次ぐ中、退避に「代替する」対策についても話し合った。
習主席は「このウイルスは悪魔であり、われわれは悪魔が隠れるのを許さない」とし、「中国は国際協力を強化すると同時に、ウイルス(の感染拡大)防止に向けたWHOの関与を歓迎する。WHO、および国際社会はこのウイルスについて冷静、客観的、かつ理性的に判断すると信じており、中国はこのウイルスに対する戦いで勝利すると確信している」と述べた。
テドロス事務局長は王毅国務委員兼外相との会談で、中国には新型コロナウイルスの感染を管理・抑制できる力があると確信していると述べた。一方、現在中国にいる外国人の退避は推奨しないとし、冷静な対応を呼びかけた。

テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン上限から反落、下窓を開けたまま

日足。今週は下窓を開けてスタート。一時雲中へ。1月8日-28日の上昇ラインがサポート。1月24日-29日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く。ボリバン下位。昨日の上ヒゲ長い。
 週足。ボリバン上限から反落。今週は1月6日週-20日週を窓を開けて下落。雲中へ。10月7日週-1月6日週の上昇ラインがサポート。
 月足、4か月連続上昇後、今年も上昇スタート。19年10月-12月の上昇ラインがサポート。19年4月-5月の下降ラインを上抜く。18年5月-19年4月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、18年-19年の下降ラインが上値抵抗。11年-19年の上昇ラインがサポート。

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チーファンラマ

上海は休場を延長、香港は29日から再開

新型肺炎の影響で上海市場及び深セン市場の休場が延長された。取引の再開は2月3日(月)、当初は1月31日(金)から再開であった。 香港市場の休場スケジュールは変更されず29日から再開している

情報提供元:FX湘南投資グループ
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