2020年2月5日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。上値抵抗を上抜けきれない可能性にも注意。
ドル/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が1/17に付けた110.29を直近高値とする短期的なレジスタンスラインを実体ベースで上抜けて終えています。108円台の抵抗を守り切って再びドルの上値余地を探る流れに戻した格好ですが、109.50～110.50ゾーンに日足、週足の上値抵抗が散在することから、ここからはドル急伸にも繋がり難いと見られます。短期トレンドは“ドル強気”の流れを維持していますが、日足が108.30割れで終えた場合は下値リスクが点灯、108.00割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは109.10-20で軽く押し目買い。下値余地を108.90-00まで見て置く必要があります。損切りは、108.50で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か、110.40に損切りを置くなら、109.80-90があれば戻り売り。 日足の上値抵抗は109.50-60、109.80-90、110.20-30に、下値抵抗は109.10-20、108.70-80、108.20-30にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が若干拡がる可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は陽線引けとなり。上値余地を探る動きに繋げています。120.00-10の下値抵抗を守り切った感がありますが、短期トレンドの変化が認められないので、戻り売り方針継続とします。売りは121.40-50で戻り売り。損切りは浅い場合で122.10、深い場合は122.50で撤退です。買いは様子見です。122.50超えで終えた場合は短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなりますが、中期トレンドが弱い状態にあるので、124円台で越週するまでは下値リスクを残します。120.30-40にやや強い下値抵抗が出来ていますが、120円割れで終えた場合は一段のユーロ下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：ユーロの戻り売り方針で。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/ドルは続落。上値を切り下げる流れに変化が認められず、下値リスクがより高い状態ですが、1.0990-00にやや強い下値抵抗が控えており、突っ込み売りにも注意が必要です。売りは1.1080-90の戻り待ち。損切りは1.1130で一旦撤退です。買いは様子見か1.0990-00で軽く試し買い程度に。損切りは1.0970で浅めに撤退です。1.1150超えで終えれば下値リスクがやや後退、1.1200超えで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。逆に1.0900割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、1.0800割れで終えた場合は一段のユーロ下落に繋がり易くなります。
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