ドル/円:“ドル強気”を維持。上値抵抗にも注意。108円割れで短期トレンドに変化。

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ドル/円:“ドル強気”を維持。上値抵抗にも注意。108円割れで短期トレンドに変化。

直近の日足は小陰線で終え、上昇一服となったが、下げ余力の強いものではないことや、109.40-50に日足の下値抵抗が控えており、週初の下値トライでこれを守り切れば再び110.00超えの抵抗をトライする流れに戻すことになる。一方で、110円台前半の上値抵抗をクリアし切れていないことや、昨年8月に付けた104.85を基点として下値を切り上げて来たサポートラインからは下抜けた位置で推移しており、この日足の上値抵抗が110.50-60にあることから、上値追いの流れに乗せた場合でもこれを上抜け切れない可能性も高いと見られる。日足の上値抵抗は、110.20-30、110.50-60、110.80-90に、下値抵抗は109.40-50、108.90-00、108.40-50にある。21日移動平均線は109.54にあり、これを上抜けた位置で終えているが、“ダマシ”となる可能性がある。しかし、120日、200日線は108.51と108.40に位置しており、強い下値抵抗として働いている。短期トレンドは上値追いの流れを変えていないが、108.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、108円割れで終えた場合は“ドル弱気”の流れに変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。 一方直近の週足は、寄り付き安値の陽線で切り返して、再び上値トライの流れに戻した格好だが、週足の上値抵抗であった109.80-90を上抜け切れずに越週している。また、これを上抜けても110.50-60、111.00-10に一段と強い抵抗が控えていることや、昨年8月の104円台を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けており、これを打ち消すには112円台で越週する必要がある。ドル急伸にも繋がり難いのでドル買いも慎重に。一方で下値も、108.40-50に週足ベースで見た強い抵抗が出来ており、これを割り込んで越週するか、108円割れを見ない限り、下値余地もまだ限られる展開が予想される。今週の週足ベースで見た上値抵抗は109.90-00、110.50-60、111.00-10に、下値抵抗は109.40-50、108.80-90、108.30-40にある。31週移動平均線は108.18に、62週線も109.19に位置しており、強い下値抵抗として働いているが、108.30以下の越週か、108.00割れを見た場合は、短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ドル買いは109.40-50で軽く押し目買い。109.00で浅めに一旦撤退するか、108.80-90の押し目待ちとしたい。この場合の損切りは浅い場合で108.30、深い場合は短期トレンドが変化する107.90に置く必要がある。ドル売りは109.90-00で売り向かい。上値余地を110.20-30まで見ておく必要がある。損切りは110.40で一旦撤退としたい。 上値は、109.90-00、110.20-30にやや強い抵抗が出来ているが、これを上抜けた場合は110.50-60、110.80-90、111.00-10にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。112円台で越週しない限り上値余地も拡がり難い。下値は、109.50-60に軽い抵抗が、109.40-50、109.10-20、108.80-90、108.60-70に強い抵抗が控えており、下値余地が限られる展開が予想されるが、108.40-50の抵抗を守り切れずに終えた場合は下値リスクが点灯、108.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2019/06/06~2020/02/07(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2016/12/23~2020/02/07(移動平均線は31、62週、以下週足は同様

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ユーロ/円:ユーロの戻り売り方針継続。120円割れで終えた場合は一段のユーロ下落に要注意。

直近の日足は安値圏で引ける陰線引けとなり、単体では下値リスクの高いものだが、119.90-00の下値抵抗を守っており、週初の下値トライでもこれを守り切れば再度120.70-80超えの抵抗の強さを確かめる動きに転じてもおかしくない。短期トレンドは“ユーロ弱気”に変わりないが、122円台を回復すればニュートラルな状態に変化、122.50超えで終えれば一旦底打ちした可能性が高くなる。この場合でも中期トレンドが弱い状態に変わりなく、124円台をしっかり回復して越週するまでは下値リスクを残すことになる。逆に120円を割り込んで終えた場合は一段のユーロ下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は120.70-80、121.40-50に、下値抵抗は119.90-00、119.20-30、118.00-10にある。21日移動平均線は121.18にあり、先週の上値トライでもこれにぶつかっており、短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変化ない。また200日線も120.57に位置しておりこれを下抜け始めている。しかし、120日線は120.05に位置しており、短期的な下値抵抗として働いている。 一方週足を見ると、十文字の寄せ線に近い形の足で終えているが、上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形で越週している。またこの足が週足の上値抵抗ポイントであった121.00-10にもぶつかっており、下値リスクがより高い状態に変わりない。この週足の上値抵抗は、今週は121.30-40にある。一方下値も120.00-10の週足の横サポートを守って終えており、このレベルの売りも慎重に臨む必要がある。下値リスクが高い状態にあるので基本戦略はユーロの戻り売り方針継続としたい。今週の週足の上値抵抗は前述の121.30-40、122.30-40に、下値抵抗は120.00-10、117.90-00、117.10-20にある。31週移動平均線は119.91にあり、短期サポートとして働いているが、62週線は122.23にあり、上値を抑え込んでいる。 今週の戦略は、ユーロ買いは引き続き様子見か、119.60に浅い損切りを置くなら119.90-00で軽く試し買い程度に。ユーロ売りは120.70-80の戻り待ち。損切りは浅い場合で121.20、深い場合は121.60で一旦撤退。 上値は、120.30-40に軽い抵抗が、120.40-50、120.70-80にやや強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想されるが、121.00-10、121.40-50、122.00-10の抵抗を全てクリアした場合は日足の形状が改善して、下値リスクがやや後退、122.50超えで終えた場合は短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなるが、この場合でも週足の抵抗が123.80-90に控えており、124円台で越週するまでは下値リスクを残すことになる。下値は、119.90-00、119.60-70にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は119.20-30の抵抗を切り崩しつつ118.00±10銭まで下値余地が拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2019/07/22~2020/02/07(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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