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全国ドル/円勝負!2019年はショートの年? 外為トレーダー統計 2020年2月13日号

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日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム50万会員のいまがわかる。

【特集1】全国比較!地域別ドルロング勝負2019

フラッシュ・クラッシュから始まり、米中対立を睨んで急激に上下動を繰り返すなど、ドル/円にとっても波乱に満ちた展開となった2019年。
はたしてドルロング(買い)で挑んだ投資家はどのような結果を残したのでしょうか。
そこで特集1では2019年にドル/円ロングで勝負した地域の戦績を調査しました。

2019年ドル/円ロング 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)

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ドルロングにアクセル全開の愛媛県

まずは2019年のドル/円におけるドルロングの取引量を地域別に調査しました。
結果は愛媛県が366.2万通貨でトップ、佐賀県が212.0万通貨で2位、鳥取県が173.7万通貨で3位と続きました。(※2)
愛媛県は月別の調査でもたびたびランキング上位に顔を出しており、ここで首位を奪取したこともうなずけます。
一方、佐賀県や鳥取県は12月の取引量(全通貨ペア対象)がそれぞれ22位、29位だったことを考えると、2019年を通算するとかなりドル/円ロングに偏っていたことがわかります。

2019年ドル/円ロング 勝率トップ10

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山口県、勝率王・福井を制す!

次にドルロングによる取引の地域別勝率ランキングです。
結果はなんと山口県が75.5%でトップに立ち、75.4%の福井県を僅差で下しました。(※3)
さらに3位には奈良県が0.3%差の75.1%で続くなど、ドルロング勝負の勝率争いは三つ巴の熱い戦いを繰り広げていたことがわかります。
とくに山口県はトップランキングにたびたび顔を出しつつ勝率王・福井に頭を抑えられていた過去があるだけに、「ドルロング勝率王」をもぎ取ったことは(僅差とはいえ)文句なしの大金星といえるのではないでしょうか。

2019年ドル/円ロング 1人あたり獲得pipsトップ10

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予想外!2県以外はマイナスの大波乱

ドルロング勝負、最後は1人あたり獲得pipsのランキングです。
こちらは鳥取県(2072pips)と大分県(458pips)以外はマイナスの結果となってしまいました。(※4)
2019年は年初や月末・月初などに激しく急落する場面が多くみられた年でもありましたが、ドル/円のロングポジションを持っていたトレーダーもその煽りを受けた可能性があります。
勝率でトップ3を飾った地域もここではトップ10から大きく引き離されるなど、pips勝負の難しさが垣間見える結果となりました。

【特集2】全国比較!地域別ドルショート勝負2019

特集2は2019年にドル売り(ショート)でトレードした地域とその戦績を調査しました。
ロングとショートで取引量や勝率などに変化はあるのでしょうか。

2019年ドル/円ショート 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)

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愛媛県がショートでもトップ!徳島が2位浮上へ

ドルショート対決、まずは1人あたり取引量のランキングです。
こちらもドルロング勝負に続き、愛媛県が366.2万通貨でトップを奪取しました。
他もランキングに上下動はあるものの、同じ顔ぶれが並びました。
なお、全国平均ではロングが61.3万通貨、ショートが70.6万通貨となり、意外にもショート勢が優勢となっています。

2019年ドル/円ショート 勝率トップ10

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ロング・ショートで明暗を分ける

次はドルショートによる勝率ランキングです。
結果は福井県が75.5%でライバルの山口県(72.3%)を3%以上引き離して堂々の首位に立ちました。
月別ランキングでもほぼ首位を独走している勝率王・福井ですが、ショートでさらに強さを見せつける形となっています。
全体的にはロング・ショートとも多くのメンバーが重複していますが、それでも山形県(26位→3位)や高知県(19位→8位)のようにショートのランキングで大きく浮上した地域や、反対に奈良県(3位→45位)のようにショートランキングで大きく順位を下げた地域もあるなどの特徴も目立ちました。

2019年ドル/円ショート 1人あたり獲得pipsトップ10

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ショートで一転、各県とも息を吹き返す!

2019年ドル/円勝負、オーラスはショートでの獲得pipsランキングです。
順位は岐阜県が1166pipsを獲得してトップ、高知県が1045pipsで2位、三重県が914pipsで3位と続きました。
惨憺たる結果となったドルロングのランキングとは一転、各地域ともしっかりpipsを獲得してプラスの成績を残しました。
特に岐阜、高知、三重県はショートのランキングからそれぞれ(16位→1位、11位→2位、21位→3位)トップ3に飛躍するなど、一転してショート有利の展開となったことがうかがえます。
前述のように2019年のドル/円は不意の急落が相次いだ年となりましたが、そのような下落相場をしっかり利益に結びつけることに成功したことがうかがえます。

結果まとめ

2019年ドルロング全国最強FX地域

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2019年ドルショート全国最強FX地域

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※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 獲得pips以外は小数第二位を四捨五入しています。
※3 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。
※4 「獲得pips(マイナス含む)÷稼働顧客数」で算出。