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【豪ドル円】RBA議事録の利下げスタンスに注目

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

2月17日(月)豪ドル/円

基調
底打ち

目先の注目材料
・2/17 RBA議事録
・主要国株価、国際商品価格
・新型コロナウイルスを巡る動向

RBA議事録の利下げスタンスに注目

豪中銀(RBA)は明朝、今月4日に開いた理事会の議事録を公表する。
RBAは理事会で政策金利の据え置きとともに、2020年と2021年の成長見通しを維持。
ロウRBA総裁は翌日の講演で「経済は依然として改善に向けた緩やかな転換点を通過している」「最近のインフレや失業率は正しい方向に向かっていることを表している」「金利はすでに非常に低い」「さらなる緩和の根拠は見られるが、低金利のリスクもある」などと発言した。
RBAは早期の追加利下げを志向していないと考えられる。
もっとも、新型コロナウイルスの流行などから、市場の利下げ観測は完全には消えておらず、豪政策金利先物には遅くとも10月までに25bp(0.25%)の利下げが行われるとの見方が織り込まれている。
明日の議事録が、声明や総裁発言に沿った内容であれば、そうした市場の追加緩和観測は一段と後退する可能性があろう。
豪ドル/円相場は、猛威を振るう新型コロナウイルスを巡り、上値の重い展開が続いていたが、ここにきて底堅さも見られ始めた。
新型ウイルスは日本でも死者が出るなど感染拡大が続いているものの、震源地の中国では新たな感染者が減少しており、最悪の事態は免れるとの期待が浮上している。
豪ドル/円は、月初に付けた72.41円前後が当面の底値となる可能性もある。
そうした中、明日のRBA議事録に市場の関心が集まりそうだ。

「為替チャート|豪ドル/円(JPY)|日足」はこちら